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気功と真髄|他にはない自分の売り、自分の土台の作り方についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

よくSNSなどでも
プロフィールが大切だといいます。

名前
肩書き
何を売りにしているのか
……。

自分が何者なのか。
それを
しっかりと書くことが
大切だと言われます。

しかし、
自分が何者であるかを、

自分らしく
しかも
他人との差別性を持って
書くことは
なかなか難しいです。

そんなことを考えいた
ある日の
気功教室でのことです。

彼は
盛鶴延先生の気功教室に
3-4年ぐらい通っている方で
近い将来
治療院を持ちたいと
考えているそうです。

その日
ちょっと遅れて
教室にやってきた彼に
盛鶴延先生は
こう話しかけました。

私は、
たくさんの気功の流派の中から
優れたもの、
効果的なもの
だけを集めて
『秘伝気功』として
紹介しています。

これはある面、
すごいことかもしれません。


でもある面、
「雑」とも言えますね。
 
いろいろな流派を集めて教える
ということは
何でも教えているとも言えます。
 
それは
ある面、「雑」ですよね。


遅れて教室に入ってきた彼は、
なぜ盛鶴延先生が
突然
その話を彼にし始めたのか
不思議に思って
少しキョトンと
しながら聞いていました。

盛鶴延先生は
続けてこう話されました。

確かに私は
いろいろな流派の気功を
教えています。  

でも、 
ただ、いろいろな流派を
教えているわけではありません。

それぞれの
真髄の部分を取って
それを結んで
「秘伝気功」として
教えているのです。

そうおっしゃいながら
玉を
ひとつひとつ紐に通して
数珠を作るような
仕草をされました。 

そして彼に向かって
こうお話されました。

あなたは今、
いろいろな治療法を
勉強していると思います。
 
医療関係
心理学関係
霊的な関係

……。

でも、
その中の1つだけ、
例えば、
Aの治療法を選んで
治療院を始めても、

 「あぁ。
  Aの治療法をする人ですね。
  わかりました」

Bの治療法を選んでも

 「あぁ、わかりました。
  あの流派の治療法ですね」


となって、
皆さん、
あなたの売りがわかるけど、
よくわかりませんね。

そうではなく
自分の独自の土台を
しっかり作ることです。

あなたは
心理学でいうと
フロイトやアドラーの流派より
ユングの流派と
つながる方かもしれません。

だとしたら
ユングの流派を土台とし、

そこに
今の時代の治療の流派を
繋げるのです。

ユングは
非常に優れた心理学者ですが、

彼の時代にはなかった
現代の最新の心理療法、
霊的な治療法などは
知りません。

なので、
ユングと
今あなたが学んでいる
最新の様々な治療法の
真髄を結べば
あなた独自のものになります。

今回は
自分の売りとは何か。
自分の土台の作り方について
お伝えします。

***

盛鶴延先生は
ご自身が教える気功法について
こうおっしゃっています。

中国には
何千年という気功の歴史があり
3千種類もの
気功の流派があると言われています。

私は幸運にも
中国にいた頃、
何千年も続く
様々な気功の流派の先生に
直接お会いして
勉強する機会に恵まれました。

そして
たくさんの流派の
先生の気功を習ううちに
形はいろいろ違っても

その中には
共通するものがあると
気づいたのです。

それが
気功の真髄の部分です。

気功というのは
この真髄の部分が大切で、
それは
流派の秘伝とされるものです。

その気功の真髄の部分を
数珠のように結んで
教えてくださっているのが
「秘伝気功」です。

私は
このことを
ただただ
すごいと思っていますし、

その真髄をぎゅっと集めた
「秘伝気功」を
日本語で!
学べることを
とてもラッキーだと
思っています。

だから
盛鶴延先生が
気功教室で

いろいろな流派を教える
ということは
雑と言えば雑ね。

とおっしゃったのを聞いて
ちょっとびっくりしたのです。

でもすぐに

だから真髄を学ぶことが
大切なんだな


と思いました。

そして
彼に向けてお話しされた
内容を聞きながら

自分の売りとは、
自分の土台とは何だろうと
考えました。

彼のように
新しい治療院を始める時とか
何か新しい事業を始める時とか

新たに
何かを始めようという気持ちが
強ければ強いほど、

人とは違う自分の土台を
新たに作りたくなります。

今の自分が
持っているとは思えないし、

もし少しぐらい
持っていたとしても

今の自分が
持っているものだけでは
戦っていける気がしないからです。

でも盛鶴延先生の
お話を聴きながら、

何かを新しく見つけて
プラスしていくのではなく、

既にあるいくつかの中の
真髄を見出すこと。

そして
その真髄を取り出し、
繋いでいくことなのかもなと
思いました。


そして、
それが
実は一番難しい道
なのかもしれないけど

正しい道に
導いてくれるような
気がしました。

では、また!

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