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気功と固守|小さなことを気にしすぎる時、どうしたらよいかお伝えいたします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

何年か前の
盛鶴延先生の
気功教室の
帰り道のことです。

盛鶴延先生と
何人かの生徒と一緒に
駅に向かって歩き、

盛鶴延先生との
分かれ道に来た時、

「では、また!」

という感じで

当時はコロナ前
だったこともあり
握手をして別れていました。

ただ、
何気なく
握手して
別れるだけなので、

何も考えずに
握手をしていたのですが、

ある時、
盛鶴延先生から

握手をすると
その人のことが
わかるのだよ。

だから
昔から
政治家や貴族などは
めったに
握手はしないね。

というお話を
お伺いしたのです。

びっくりしました。

今まで
何も考えずに
ぼーっと
手を差し出していたのですが、

そういう世界が
あったのか!

盛鶴延先生は
続けてこうおっしゃいました。

だから
高貴な女性が
握手する際は

指関節の
1つ目ぐらい
までしか
手を差し出さないでしょう。

なるほど。
確かに
そう言われてみれば

高貴な女性が
握手する際は、

指先だけが
そっと
相手に触れる感じで
手を差し出している気がします。

私みたいに
がっちり
手を握りしめる
ようなことはしていません。

なるほど。
そうか。
貴族というものは
そういうものか。

すっかり
感動した私は

それ以降
盛鶴延先生と
お別れの挨拶をする際、

貴族の女性のように
指先だけを
差し出すように
したのです。

今から思えば
盛鶴延先生に対しても
とんでもなく
失礼な態度だったと
胸が痛いのですが、

ーーー
だいたい
誰が貴族なんだ!
ーーー

でも、
当時は
ちょっと
悦に入っていたのです。

ふふふっ。
貴族風だ。

盛鶴延先生も
最初のうちは
笑いながら
面白がって握手して
くださっていたのですが

ある時、
がつんと怒られました。

あなたは
小さなことを
気にしすぎる!

今回は
小さなことを
気にしすぎる時
どうしたらよいかについて
お伝えいたします。

***


今から思い返しても
とても胸が痛い思い出です。

なんとまぁ
失礼な
厚顔無恥な態度を
盛鶴延先生に
とったことでしょう。

しかも
盛鶴延先生から
その失礼な態度のことについて
注意されたのではないことに
尚の事
胸が痛みます。

盛鶴延先生は
こう言われました。

あなたは
一度、こうと
頭に知識が入ったら
そうするね。

握手もそう。
 
小さなことを
気をしすぎる。

もっと自然に
その場の流れに合わせて
行動すればいい。

***


実は
私は自分では
あまり考えずに
行動する方だと
思っていました。

逆に
そのため
失敗も多いとも
思っていました。

実際
失敗はとても多いです(涙)。

ただ、
その一方で
盛鶴延先生がおっしゃる通り、

「こうあるべきだ」

「こうした方がよい」

そう思うと
その考えに囚われて
行動してしまっているようです。

もちろん
自分では
無意識です。

だから
自分では
頭で考えて
行動しているとは
思っていないのですが、

結果的に
その場の流れに
合わせた
自然な行動が
できていないのです。

実は
盛鶴延先生に

あなたは
考えすぎるね。

と言われたことは
この時が
初めてではありません。

何度もあります。


どうしたら
よいのだろう……。

そう考える事自体
考えすぎると
言われる所以だと
思いますが、

そう考えていた時、

ある日の
気功教室で
盛鶴延先生が
ある方に
こんなお話をされました。

あなたは、

「まぁ、
 考えなくてもいいか」

ということを
ずっと考えていますね。

ある面
頑固。

ある面
自信がない。

そして真面目すぎる。

1週間は
考えてもいいでしょう。

でもあなたは
1ヶ月考えている。

そして
優しくこうおっしゃいました。

気功は
ただ
呼吸をしている
動作をしている
ものではありません。

気功をしていると

内面のもの。
人間の性格が
変わってきます。

知らず知らずのうちに
変わってきます。

そして

知らず知らずのうちに
中庸の道、
真ん中の道を
歩むように
なってきますね。


知らず知らずのうちに
中庸の道、
真ん中の道を歩めるように

知らず知らずのうちに
頭で考えずに
自然に
その場の流れに
合わせて行動できるように

これからも
毎日
気功を続けていきたいと
思います。

では、また!

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