気功と形｜自分の中に形をつくって大成功する方法をお伝えします。

気功　ブログ｜
中国正統派気功老師　盛鶴延先生の気功教室（毎週木曜日、東京自由が丘で開催）のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

＊＊＊

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

気功は初めてという
２２歳と２４歳の男性
（友達同士）が参加しました。

２人とも
目に見えない気功の世界に
興味があるそうです。

そして１人は
俳優をしているとのことで、

これから
演技をしていく上でも
気の流れを感じたり、
自分で
気を動かせるようになりたい。

と言っていました。

盛鶴延先生は
とても楽しそうに
２人の目的や
今後、
どうなりたい
などの思いを
聞かれていました。

そして
ひとしきり２人と
楽しく会話された後、
こうおっしゃいました。

「形」をつくることが
大切ですね。

中国の学問でいうと
孔子の儒教ですね。

儒教は
礼儀などの
多くの教えがあります。

儒教は
まず形を作りますね。

そういう
基本的な形が
しっかりしていると

人間関係に
問題は起きませんね。

四角い「形」
基本が必要です。

そう言いながら
両手で空中に
四角い形を描かれました。

基礎となる
四角の形ができたら

あとはその上に
綺麗な花を咲かせれば
いいですね。

でも……。

と
彼らの方を見ながら
こう続けられました。

でも、
人間、四角い形だけだと
足りませんね。

四角には
角（カド）があるからです。

この四角の４隅の角を
削るのです。

そうすると
四角いけれど
角がなくなります。
丸くなります。

内面に
四角い形を
持っているけど、

角は
他人に差し上げない。

そうすると
大成功になりますね。

今回は
自分の中に形をつくって
成功する方法をお伝えします。

＊＊＊

このお話をお伺いした時、
先日
教室で行われた
一文字診断を思い出しました。

自由が丘教室では
通った回数に応じて
気功診断、導引術
などの特典があります。

一文字診断も
その中のひとつです。

一文字診断は
気、蓮、霧、・・などの
パワーのある文字の中から
その方が今、
一番必要な文字を
盛鶴延先生が
その方の状態を見て選び、
色紙に書いてくださるものです。

その日の診断は
３〜４年ほど
通われている女性でした。

いつも静かに
参加されている方です。

盛鶴延先生は
その方に

「蓮」

の文字を書いて
差し上げられました。

蓮は
レベルの高い文字ですね。

そうおっしゃいながら
こう言われたのです。

蓮の茎には
棘（トゲ）があります。

周りから衛る必要が
あるのですね。

でも内面は
中脈で
天と水とつながっている。

あなたも
蓮のように
自分を衛る棘が必要です。

でも
内面は
すっと
天と水とつながっている。

そういう
生き方ですね。

因みに
急いで補足しますと

一文字診断で
同じ文字をいただいても
その方、その方で
その文字の意味するものが
異なります。

私も以前
蓮をいう一文字を
いただきましたが
全く違うアドバイスでした。

なので、
今回の蓮の文字のアドバイスは
あくまでも
彼女に対するアドバイスです。

そしてある意味
それらも含めて
一文字診断の魅力だと
私は思っています。

さて、
話は戻って。

この彼女への
一文字診断の言葉と

教室に今回初めて来た
２人の男性に向けられた言葉は

一見、
真逆のようにも
受け取れますが、

根っこは
同じことを
おっしゃっているのだと
思ったのです。

私は
どこかで
「正直に生きる」
ということは

自分の内面も外面も
区別なく
そのまんま
真っ正直に生きること
ではないかな

と思っていたのです。

それはそれで
もしかしたら
正しいのかも知れません。

しかし、
社会を生きていく上で
しかも
成功する上で

人に対して
思いやりを持つ。

人から
自分を衛る

ということと

自分の形を作り、
自分に真っ直ぐに生きる。

ということは

もう少し
智慧がいることでは
ないかなと
思ったのです。

ただ、正直
まだよくわかっていません。

そして
これからも
このことについては
考えていくと思います。

でも、そこがまた
気功の面白さだと
思っています。

気功は
やっぱり
面白い！　です。

では、また！

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