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気功と合掌|気功を始める前に必ず行う合掌についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

「いただきます」

ご飯をいただく際、
毎回、
合掌をしていただく。

人と一緒に食べる時も
自分1人で食べる時も

「いただきます」と
合掌していただくことが
習慣となっている人も
多いと思います。

この日本人にとっては
当たり前のこの合掌。

なかなか奥深いです。

先日の盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

盛鶴延先生の気功教室は
毎週木曜日
19-21時に
東京の自由が丘で開催されています。

前半の1時間は
盛鶴延先生の気功のお話で
後半の1時間は
実際に盛鶴延先生と一緒に気功をします。

この日も
後半の気功の時間、
いつものように
甩手(セイシュ)をして、
動功という流れでした。

そして、
いつもと同じ様に
合掌をしてから
動功に移ったのですが、

合掌をしながら
盛鶴延先生は
こうおっしゃいました。

陰の気と
陽の気を
合わせてひとつにします。

両手を合わせて
陰陽合一する。

この時、
本当に
陰陽合一ができたら
素晴らしいですね。

多くの人は
陰がちょっと強かったり
陽がちょっと強かったりして、

なかなか
陰陽合一ができません。

でも
陰陽合一して
陰の気と
陽の気が合わさって
1つになると

陰でもない
陽でもない
ゼロパワー。

第3のパワーが出ます。

今回は
気功を始める前に必ず行う
合掌についてお伝えします。

***

盛鶴延先生の
知り合いに
毎日、仏壇に合掌をして
お祈りをされている
おばあさんが
いらっしゃるそうです。

彼女は
毎日、仏壇に
合掌してお祈りしています。

それも
毎日、1時間ぐらい。

毎日ですよ。

彼女は
他の気功は
していませんけど、

毎日、
毎日、
1時間。

合掌し続けていることで

健康で
長寿を全うされました。

人間
1つのことで十分ですよ。

毎日毎日
1つのことで十分だから
しっかり行うことが
大切ですね。


***

気功はまず、
合掌し、
陰陽を合一して
ゼロをつくってから
始めます。

日本人には
馴染みのある
この合掌の動作ですが

意識を持って行うと、
この合掌だけで
なかなかの充実感を感じます。


少し具体的にお話しますと


両手を横に広げ
手の平を上に向け
頭の上に上げていきます。


頭の上で
陰の気と
陽の気を
両手の中に入れて合掌します。

女性は
左手が陰。
右手が陽です。

男性は
左右逆です。



頭の上から
上丹田、
中丹田まで降ろします。


中丹田に気が集まります。

両手の
手根(しゅこん:手の付け根の部分)

膻中(だんちゅう)が
つながってくるのを感じます。



その後、
各気功法を行います。

陰陽合一して
自分にゼロをつくると

自分の身体の中の気と
周りの
宇宙エネルギーが合わさり
良い波動がきます。


***

盛鶴延先生は
12歳の頃より
本格的に気功を学び始め、

太極拳、
心意六合拳、
少林拳を学び
硬気功を修められました。

同時に
軟気功の修練も重ねられ、
医療気功、
神筆功を継承されています。

自由が丘教室では
硬気功、カンフーは
教えていらっしゃいませんが、
時々、
硬気功のお話も
してくださいます。

また、
カンフーの達人
ブルースリーについても
よく話されるのですが、

ブルースリーは
本物だね。

武術+気功=カンフー。

彼は
武術ではなく
カンフーだね。

といつもおっしゃるので、
私もすっかり
ブルースリーに
興味を持つようになりました。

有名な
インタビュー動画
「ロスト・インタビュー」
の中で
ブルースリーは
こう語っています。


私が恐るのは、
1万通りの蹴りを
一度ずつ練習したものではない。

たった1つの蹴りを
1万回練習した者だ。

このブルースリーの
インタビュー動画を見た時、

あぁ。
合掌をし続けた
おばあさんのことだ
と私は思いました。

***

毎日、
毎日、
自分が決めたことを
やり続けることは

簡単ですが
とても難しいです。

でも
頑張りたいな思います。

そして
合掌をする度
この話を
ふっと思い出します。

では、また!

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