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気功と意守|気功をする時の大切な意識、意守についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

盛鶴延先生の気功教室は
毎週木曜日
19-21時に
東京の自由が丘で開催されています。

前半の1時間は
盛鶴延先生の気功のお話で
後半の1時間は
実際に盛鶴延先生と
一緒に気功をします。

前半の
気功のお話は
当日の参加者に応じて
毎回変わります。

その日は
こんなお話を
してくださいました。

気功の特徴は、
動作、呼吸、意識を
統一して行うことです。


私達は
いつも無意識に
この3つをしながら
生きていますね。

ぼーっと
何も考えずに動き
無意識に呼吸しています。

気功は、
この動作、呼吸、意識を
気功の考えに沿って
統一して行います。

そして
こうお話を続けられました。

気功はこの3つを
統一して行うことが大切ですが、

気功修行で
最も大切なことは
意識ですね。

気功の意識は
「意守(いしゅう)」です。

日本には
執念や意念はありますが、

意守という概念は
ないかもしれません。

意守とは、
ぼーっとして
意識を第3の目に集中し、
朦朧とした状態で
気功を行う。

第3の目のところに
集中して、
でも手は動功している。

そういう意識です。

ただ、
意守しなくちゃ、
しなくちゃ

という意識は
真面目すぎますね。

それは
好き
好き
好き
と一緒で
執着しすぎています。

執着しすぎると
得ることが
できませんね。

今回は
気功をする時の大切な意識、
意守についてお伝えします。


***


気功は
最後は意識だと
盛鶴延先生はおっしゃいます。

意識はとても大切で、
その意識の中でも
この意守はとても大切だと
おっしゃいます。

しかし
この意守。
なかなか難しいです。

教室でも
この意守に関する質問は
多いです。

「ぼーっとして
 第3の目に集中しよう
 と思ってもできない。 
 どうしたらよいのか」

「ぼーっとしようと
 思えば思うほど
 いろいろな
 雑念が浮かんでくる。
 どうしたらよいのか」

などなど。

もちろん、
盛鶴延先生は
その都度、これらの質問に
お答えされます。

ただ、
それでも意守の意識は難しく、
私には
まだよくわかりません。

しかし、
最近、私の中で
ひとつ気づきがありました。

それは、
先の盛鶴延先生のお話の中で

前半の
「意守とは何か」

にばかり気が取られていましたが、
実は後半の

意守しなくちゃ、しなくちゃは
 真面目すぎるよ」

が意外と大切なのではないか
と気づいたことです。

もちろん
今の私のレベルにおいて、
です。

***

私はずっと
意守とはなにか、

第3の目に集中するとは
どういうことか、

と、意守の概念について
一生懸命考えてきました。

でも、
考えても
よくわからないし、
うまく出来ている気がしないのです。

逆に
考えれば考えるほど、

「自分には
 意守という概念が
 理解できないのではないか」

という不安を
育ててしまっていた気がします。

だからこそ、
より一層、
真面目に考えるようになり、

そして
より一層、
不安を煽っていた気がします。

でも
盛鶴延先生の言葉を
素直に思い返した時、

意守ってこういうものだよ。

でも、
意守しなくちゃ、しなくちゃは
真面目すぎるよ。

とおっしゃっていたんだなぁと
思ったのです。

なるほどね。
と思いました。

そして、
ただそれだけのことなのですが、
気が楽になりました。

真面目すぎるねぇ。

盛鶴延先生は
よく、優しい声のトーンで
こうおっしゃいます。

気功をする時、
意守を考える時、

この言葉を思い出すと

ふっと力が抜けます。

だからと言って
意守のことで
何かわかったのか
というわけではありません。


それでも
以前のように
意守ができていないなと
悩むことを忘れた気がします。

私たちは
きっと
真面目すぎるのかも
しれませんね(笑)。

では、また!

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