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一文字診断(神筆功の技の1つ)では、今の自分より少し上の一文字(漢字)をいただきます。


中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談など、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

皆さんは
悩んだ時、落ち込んだ時、
どうされていますか?

私は「言葉」を見ます。

偉人の言葉、
人に言われた言葉、
本に書かれていた言葉
……。

言葉との出会いは様々ですが、
昔から
はっと思った「言葉」を
書き留める癖があり、

何かあると、
その「言葉」集を眺めています。

とても励まされる・・・!

そんな「言葉」大好きな私にとって
盛鶴延先生の一文字診断は
格別な意味を持っています。

***

一文字診断は、
神筆功の技のひとつです。

気功教室に何回か通うと
回数に応じて
気功診断、導引、
などが受けられるのですが、

一文字診断も
その中のひとつです。

私も何度か
盛鶴延先生に
一文診断をしていただきました。

ではここでご参考までに
一文字診断の方法をお伝えしましょう。

ーーー

まず、
診断してもらう方と
盛先生が対面で座ります。

距離は、
2〜3メートルぐらい離れているでしょうか。

そして盛鶴延先生は
その方を見ながら、
100文字(漢字)ぐらい
ずらーっと書かれた紙

<盛鶴延先生が書かれた文字一覧書です>

その紙に書かれた文字の中から
その方に必要な文字を一文字(漢字)を
選んでくださいます。

そして、
その一文字を筆(筆ペンの場合もあります)で
書かれます。

その文字はもちろん
診断していただいた方がもらえます。

ーーーー

文字にはひとつひとつ
意味があります。

パワー、波動があります。

私は
そういうパワーがある文字、
100文字ぐらい集めて
紙に書いて持っています。

そこから
相手に今、一番必要な文字を
選んで差し上げているのです。


そう盛先生はおっしゃいます。

この時、
診断でいただける一文字は
今より上の意味の文字なんだそうです。

例えば、

ちょっと固まっていて
呼吸が苦しい方には

流(流す)

という文字を差し上げていました。

また、
いろいろ大変なことがあって
身動きが取れず悩んでいらっしゃる
という方には

霧(きり)

という文字を差し上げていました。

今は大変なことが重なり
霧がかかっているように
先が見通せず
不安かもしれないけど、

でも霧の中でも
足元だけははっきり見える。

今は、
遠くを見て絶望するのではなく、
足元だけを見て
一歩一歩、歩んで行く。
そうすると、
いつか必ず霧は晴れますよ。

そういう意味だそうです。

こう説明すると
一文字診断の前に
その人の今の状態を
診断するというか、
ヒアリングしているように
思うかもしれませんが、
違います。


一文字診断の時、
診断される人は一言も発せず
盛鶴延先生の前に
ただ座るだけです。

そして盛先生も
一言も発しません。

その方を見て
そして、
100文字が書かれた紙を見て

ーーー
自発動の状態だそうです。
ーーー

そして、
ぱっと一文字を選び、
紙に書かれます。

その間、ずっと無言です。


でも、
一言も言葉のやり取りはありませんが、
その時の自分に必要な言葉、
ぴったりの言葉
がいただけます。


私の経験からいうと、
その一文字の意味することは
その時の自分は
未だ気づいていないことの方が多いです。

例えば、
先ほどの
流(流す)
という文字をいただいた方も

もしかしたら自分では
固まっているという自覚が
なかったかもしれません。

でも盛鶴延先生に
その一文字をいただいて

あぁ、自分は固まっていたかもしれない。
流れていなかったかもしれない。

と気づかれたかもしれません。
気づくと楽になります。

***

私は以前、一文字診断で、

「泉」

という文字をいただきました。

盛鶴延先生は
この泉の文字を下さる時
こうおっしゃいました。

泉は枯れない。
信じることが大切。

正直、
その時は意味がよくわかりませんでした。

なぜ「泉」なのか。
枯れないとは何か。
何を信じることが大切なのか。

でも、意味はわからなくても
盛先生にいただいた文字ですから大切にします。

そして「泉」にも
自然に興味、意識がいくようになります。

例えば、
旅をしていて
泉が湧いているのをみると

あっ、泉だ!

と興奮するようになりましたし(笑)。

それでも、
今ひとつピンときていなかったのです。
今までは。

それが!
このブログを書き始めてから
ふと、腑に落ちたのです。

***

このブログは
月、水、金の19時に
更新しているのですが、

当初は

ネタはたくさんある!

と嘯き、
週3回更新は大丈夫と
思っていたものの、

続けていくと、
だんだん、

ネタが続くのか

と不安を抱くように
なってきました。

大丈夫だろうか。
ちゃんと書き続けられるだろうか。
ネタが途切れないだろうか。

よく盛鶴延先生がおっしゃる

悩みは自分が作っている。

のまさにその典型で、
まだネタは途切れていないし、
週3回のペースで
ブログを更新しているにも関わらず、

勝手に先読みし、
自分で不安を作ってしまっていたのです。

でも、
頭ではそう理解はしても
そう簡単に不安はなくなりません。

その時、

あっ!
だから「泉」という文字だったんだ!


と思ったのです。

***

泉の語源は「出づ水」で
泉は地中から水が湧き出ている場所
のことをいいます。

泉は「たまった水」ではなく、
地下の水脈とつながった
流れている水です。
なので、どんどん湧き出てきます。

つまり枯れない。

つまり私も、

泉のように
地中からどんどん湧き出てくるから
枯れることがない。
安心してもよい。

ということなんだと思いました。

それに泉の水は
地下の水脈とつながった水。
そこから湧き出ています。

同じように、
地下の水脈から湧き出てくる
知識、智慧を
ブログという形で書き留めるだけ
でよいのだとも思いました。


まさに私は一文字診断で
私に必要な文字を
いただいていたのですね。

***

一文字診断の文字は
ひとりひとり違います。

また、同じ人でも
その人の成長によって変わります。

一文字診断は
本当に面白く興味深いものなので、

また機会を見つけて
ご紹介できたらと思います。

では、また!

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