気功と因|因果応報の「因」についてお伝えいたします。
気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。
***
ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。
日本で鍼灸、指圧など
東洋医学的治療を
学んでいるフランス人の方が
教室に参加されました。
盛鶴延先生の教室は
海外の方も
たまに参加されます。
実は
盛鶴延先生ご自身も
フランスやアメリカ、他で
気功を
教えられたことがあります。
盛鶴延先生は
誰に対してもそうですが、
海外の方に対しても
オープンで
ウエルカムな感じなので
海外の方も
参加しやすいのではないかなと
私は勝手に思っています。
先日、教室に来られた
フランス人の彼は
現在、
日本語を勉強中
ということで
盛鶴延先生が
日本語で話される
気功のお話は
あまり
よく理解できない感じでした。
でも、
その日教室に
たまたま
フランス語と英語が
できる女性がいて、
その方が
要所要所
訳してあげていたので
時々、
うなづいたりしていました。
そんな風に
フランス人の彼に彼女が
訳してあげるということが
2〜3週続きました。
先日の気功教室でも
彼女は小声で
訳してあげていたのですが、
盛鶴延先生は
そんな彼女の方を
優しく見ながら
こうおっしゃったのです。
一瞬、
彼女も
周りの人たちも
仕事?
とキョトンとしました。
すると
盛鶴延先生は
こうおっしゃったのです。
盛鶴延先生の
意図がわかった彼女は
「全然、大丈夫です。
私も勉強になるので」
と答えたのですが、
その言葉を聞きながら
盛鶴延先生は
こうおっしゃいました。
そして
こうおっしゃったのです。
そして、
彼女を見ながら
こう優しくおっしゃいました。
今回は
因果応報の因について
お伝えいたします。
***
盛鶴延先生のお話に
教室の中は
ふんわり
温かな雰囲気に
包まれました。
ただ、家に帰って
よくよく考えてみると
このお話は
なかなか
難しいことを
おっしゃっていたのではないか
という気がしました。
というのも、
以前、
このブログでもちらっと
書いたことがあるのですが、
気功教室が終了後
みんなで
食事に行った際、
ある方が
手慣れた様子で
さささっと
みんなの分の
お箸と取り皿を
配られたのです。
そして
お茶も人数分
入れてくれて
みんなに
回してくれたのです。
その様子を見て
私は
「あっ。
やばい。
手伝わなくては」
そう思って
遅ればせながら
手伝おうとした時、
盛鶴延先生が
私をそっと
止めたのです。
ものすごく
ドキッとしました。
まさに
その通りだったからです。
それ以降、
自然に行うということ。
について
考えるように
なりました。
気功教室で
フランス人の彼に
訳してくれていた彼女は
まさに
自然に訳して
いたのだと思います。
だから彼にとっても
教室のみんなにとっても
心地良いのだと思います。
親切にしないより
親切にした方がよいと思います。
ただ
因果の因は
ただ親切にすればよい
ということではないのかもな
とも思っています。
自然に
無意識に
すっと手が動く
すっと言葉をかけられる
それは
なかなか難しい
レベルの高い話な気がします。
因果の因。
本当に
よく勉強しなくてはいけない
と思いました。
では、また!
====
もしよろしかったら、「スキ」「フォロー」をお願いいたします。励みになります!
====