見出し画像

気功には、何千年も続く、ずっと変わらないルールがある。

中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室で習ったことや、盛先生のお話し、参加者の体験談、『気功奥義』シリーズを編集しながら教えてもらったことなど、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

気功は中国5千年の歴史からなら健康文化です。
自分の健康を自分で守るための方法です。

世の中にはいろいろな健康法がありますが、気功の大きな魅力のひとつは、何千年も受け継がれてきたものだということでしょう。

何千年もの引き継がれてきたということは、その間、何千万、何億もの人々が試し、その効果を認めてきたということだと思います。

盛鶴延先生が教えてくださる気功法は、そういう長い年月、多くの人々によって受け継がれてきた気功法です。

私が中国にいた頃、
幸運にも何千年も続く様々な気功の流派の先生に、
直接お会いして勉強する機会に恵まれました。

私が皆さんに教えて差し上げる気功法は、そういう本物の先生から学んだものだけです。
自己流はありません。

自己流は、教える本人には効果があっても、他の人に効果があるかどうか、わかりませんね。またどういう影響(副作用)があるかもわかりませんね。
何千年も続く気功法は安心です。

ただ、気功は簡単だし、誰にでもできますが、何千年も続くルールがあります。
手の角度とか、足の曲げ方とか、首の形とか……。
そのルールはずーっと昔から決まっていて、変わることはありません。

気功のルールを、自分で発見するのはかなり難しいと思います。
毎日何時間も、そしてそれを何年間も練習すれば、自分で発見できるのかもしれませんが、なかなかそこまで練習できる人はいないと思います。

また、盛先生の知識は、盛先生のものだけではなく、盛先生の先生、その先生、そのまた先生から引き継がれてきたものだそうです。
なので、盛先生が1分間で教えてくださることを理解するのに、私達が自分の力だけでやろうとすると、とてつもない時間がかかるか、もしかしたら一生かかっても理解できないかもしれません。

しっかり学びたいですね。

ただその一方で、面白いことに(⁉️)
教えてもらったからといって、誰もが全てを受け取れるわけではないのです。

盛先生のお話をしっかり聞いたつもりだったのに、
盛先生の本にもちゃんと書いてあるのに、
ある人は受け取り、ある人は受け取れないのです。

それについて、盛先生はこういうお話しをされていました。

人の話を聞いた時、3つのタイプがいるね。

1つは耳から耳に抜けていくタイプ。
聞いた話は、耳から耳にすーっと抜けていく。

2つめのタイプは、耳から口に抜けていくタイプ。
聞いたそばからすぐに話して抜けていってしまう。

3つめのタイプは、耳からお腹に入れるタイプ。
聞いた話を自分の下丹田に入れ、自分のものにする。

私も耳から抜けないように、一生懸命、聞いているのですが、これが結構、抜けていってしまうのです(笑)。

困ったものです。

ではまた!

====
もしよろしかったら、「スキ」「フォロー」をお願いいたします。励みになります!
====


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?