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ただ座っているだけで、なぜか存在感のある人がいます。でも、気功をし続けると、そんな存在感が出てくるそうです。

中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室のお話し、参加者の体験談、『気功奥義』シリーズを編集しながら教えてもらったことなど、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。


***


仕事の現場だったり、
何か新しいことを始めた方から

存在感のある人間になりたい。

という言葉を聞くことがあります。


広辞苑(第七版)によると

存在感
① 独特の持ち味によって、
 その人が紛れもなくそこにいると思わせる感じ。
 「ーーーのある役者」

② 自分がそこに確かに存在しているという実感

だそうです。

確かに、
自分が、確かにそこに存在しているという実感
は欲しいですよね。

今回はそんな
存在感についてのメッセージです。

***


ある時、
中学生の女の子を
撮影する機会がありました。

その子は、
モデル経験など一度もない
ごく普通の中学生で
陸上部所属の
とても足の速い子でした。


ーーー
実際、試しに
向こうからこっちまで
走ってもらうシーンを撮影したのですが、
あまりの足の速さに
カメラマンが追い付けなかった!
ーーー

多分、
陸上で鍛えられて
体幹がしっかりしているのでしょう。

では、
ちょっと後ろを向いて
立ってみて。

とカメラマンに言われて
立った後ろ姿が
ものすごく存在感があるのです。

言われた通り、
ただ、立っているだけなのに。
しかも後ろ姿なのに。
しかもとても小柄な子なのに。
ものすごく存在感がある。

カメラマンは興奮して
シャッターを切りまくっていました。

ただ本人は、
ただ立っているだけなのに、
なぜみんなが
すごい、すごいというのか分からず、
戸惑っていましたけど。

彼女の
あの存在感はなんだったんだろう。

撮影以降、
どこかでずっと気にかかっていました。

そんなある日、
盛鶴延先生が
先日の気功教室で
こんなお話をされました。


気功を続けている。
1年、3年続けていると
何が違ってくるかというと

ストンと座れるようになる。

例えば
電車に乗りながら
周りに座っている人を見ると

ほとんど人が
ちゃんと座っていないね。
何かソワソワして、浮いている。

逆に
ストンと座っている人は少ない。


でも気功を続けていると
ストンと座れるようになる。

そういう人は
瞑想とかでも
ストンと座って、

座った途端に
ガタンっと
すぐに天とつながることが
できるようになるね。

普通の人は、
瞑想で座っても
どうしてももぞもぞして
なかなかストンと座ることができません。

ストンと座るまでに時間がかかります。
そのため
天とつながるまでに時間がかかります。

でも、
ストンと座れる人は
すぐに天とつながることができます。

その時、
天と地と人がつながるのだと思います。

瞑想をする時、
別にストンと座ろうとして
座るわけではないのですが、

瞑想の練習をし続けていると
結果として
ストンと座れるようになるのだと思います。

そして、
そのストンと座った姿は
存在感があります。

その場に確かにいる。
自分が、確かにそこに存在しているという実感。


があります。

あの彼女も
あの撮影現場で、
ストンと立って、
天とつながっていたから
あれだけ皆んなが感動したんだと思いました。

気功のように
目に見えないものは
なかなかその効果は
見えにくいし
感じにくいのですが、

自分ではわからなくても
練習しつづければ
ちゃんと蓄積されていく。
存在感が
知らず知らず蓄積されていく。

そんな励みをもらいました。

ではまた!

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