見出し画像

気功と入我|「入我我入」についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

盛鶴延先生は
気功について
こんなお話をされました。

気功とは
なんでしょうか。

気功とは
人と宇宙エネルギーの関係を
強くするものです。

身体の中の気を
どのように
強くしてどうすれば
宇宙エネルギーと
つながることができるのか。

気功を続けると
だんだんわかってきます。

そして
こうおっしゃいました。


宇宙エネルギーと
つながりたいのであれば
虚に還る、
宇宙に還っていくことが
必要です。

仏教でも
「入我我入」と
いいますね。

気功も同じです。

宇宙とつながるためには

まず
「我入」が先です。

自分を捨て、
自分から
宇宙に入っていく。

こちらが先です。

昔、あるお坊さんに

お寺に鏡があるのは
自分を見つめ
我を捨てるため。

「かがみ」から
「我(が)」をとると
「かみ(神)」に
なるでしょう?

と言われたことがあります。

まさに
「我入」は
我を捨て
神とつながることです。

神、宇宙に
入っていくことが
できるようになれば

宇宙エネルギーを
自由自在に
もらえるようになりますね。

今回は
宇宙エネルギーを
自在にもらえるようになる
入我我入について
お伝えします。

***

盛鶴延先生の教え子に
新潟で気功治療を
長年されている
女性がいます。

今は治療は
されていないそうですが、

気功治療を
されている時は
毎朝
山に行って
二時間ぐらい
気功をし、
気を養っていたそうです。

まさに
宇宙エネルギーとつながり、
宇宙エネルギーを
もらっていたのですね!

そんな彼女から
こんな話を
聞いたことがあります。

「私は、昔、
 盛鶴延先生みたいな
 気功師になりたいって
 思っていたの。

 盛鶴延先生のように
 治療ができたり
 導引ができたり。

 そういう
 気功師になりたいって
 本気で思っていたの。

 でも、
 どんなに
 練習しても
 盛鶴延先生みたいには
 なれない。

 で、
 ある日、
 もう諦めたの。

 私は
 絶対に
 盛鶴延先生みたいな
 気功師には
 なれないんだって。

 そしたら
 ある日、
 突然、
 第3の目が開いたの。

 びっくり!

 完全に諦めて
 何もかも捨てた時、

 突然、
 ぱっと」


私自身は
第3の目が開く
という感覚が
どのようなものなのかは
わかりませんが、

彼女を見ていると
「第3の目が開いているんだなぁ」
と感じます。

うまく言えないのですが
そう感じます。

ただ、いつも
第3の目が開いているとても
疲れるので
開いたり閉じたり
パッ、パッと
切り替えるそうです。

面白いですよね。

そんな彼女に
言われたことがあります。

「 欲しい、欲しいって
 思ってる間は
 手に入れられないのよ。

 諦めて
 手放した時に
 ふっと
 与えられるものなのよ」

なるほどぉ---。

まさに入我我入ですね。

ただ、
そうは頭ではりかいしても
なかなか
欲が、
我が、
抑えきれず

欲しい、欲しいと
思い続けてしまうのです。

くっーーーー。

そんなある日の
気功教室でのことです。

私と彼女の
会話を知るはずもない
盛鶴延先生が
さりげなく
こうおっしゃいました。

練習は必然。

成功、
功に成る、
特別な能力を
得られることは偶然。

練習はしなくては
いけないけど

成功するかどうかは
偶然だね。


全てお見通し、ですね(笑)。

我を捨てる。

自分を捨て、
自分から
宇宙に入っていく。

頑張ります。

では、また!

====
もしよろしかったら、「スキ」「フォロー」をお願いいたします。励みになります!
====









いいなと思ったら応援しよう!