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気功と情|健康に楽に生きるための感情についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

その方は
長年、
盛鶴延先生の
気功教室に通われています。

そのため、
その方の
人生の様々な出来事、


離婚した。

いつも2人で一緒に
旅行に行っていた
同居のお母様が亡くなられた。

などなどの
人生の大きな場面場面を
盛鶴延先生も
ご存知なのだそうです。

そんな彼女は
先日の教室で

元夫(と彼女は言われます)が
亡くなった。

と盛鶴延先生に
報告されていました。

彼女自身は
言葉にはされませんが
離婚に至るまでには
様々な大変なこと
辛い悲しい思いが
あったそうです。

でも、
いろいろあったけど、
全部忘れて、
離婚後は
友達のようになって

元夫が亡くなられるまで
とても
仲が良かったそうです。

そんなことを
カラっとした口調で
気功教室で
話されてました。

その話を
聞かれていた
盛鶴延先生が、
こうおっしゃいました。


彼女は
忘れることができるね。

全て
忘れることができる。

それは本当に
素晴らしいことですね。


人間は
過去のことを
忘れないと苦しくなります。

特に
人間関係。
男女関係。

考えるとダメですね。

あの時の
あれが悪かった。
もっとああすれば良かった。

考えれば考えるほど
理性と感性がぶつかります。
苦しくなります。

過ぎ去ったことは

「あっ、そう」

と忘れることです。

そして教室のみんなを
見ながらこうおっしゃいました。


人間の感情には

有情(ゆうじょう)
無情(むじょう)
忘情(ぼうじょう)

の3つがあります。


有情は、
人間関係とか
過去の出来事とかを
ああすれば良かった
こうすれば良かった
とあれこれよく考える。

無情は
情的なものは何もない。

忘情は
忘れる。
色々あったとしても
それは「終わったこと」。
終わったこととして忘れる。
 
彼女は忘情の人ですね。
 
忘れるということは
すごくよいですね。

今回は
健康に楽に生きるための
感情について
お伝えします。

***

忘情の彼女の家系は
長寿家系なのだそうです。

お母様も100歳を超えて
亡くなられました。

健康で楽に生きるには
忘情がよいそうです。

盛鶴延先生は
本の中でも
こうおっしゃっています。


毎日の様々な出来事を
うまく消化できると
元気ですが、

うまく消化できず
悩みとなって溜まると

精神的ストレス
不安
などの症状になって
現れてきます。


悩みの溜まる場所は
胸の真ん中にある
中丹田です。

中丹田には
生まれてから
死ぬまでの

人間の
現在、
過去
未来の情報が
みんな入っています。

終わったことは終わったこと。
執着しない。
忘れます。
 
中丹田は
いつもきれいに
しておくことです。


***

私は気功教室から
帰ってすぐに

有情、
無情、
忘情

この3つの言葉について
調べてみました。


有情:

あれこれ細かく考える。
愛憎のこころのあること。

無情
感情がないこと。
思いやりがなくむごいさま。

忘情
気に留めない。
心を動かさない。
忘れる。

多分、
誰もが
彼女のように
忘情の人でありたい
と思うのですが、

なかなか難しいです。

考えまいと思っても
心のどこかで
ずっと
過去の出来事を
繰り返し
演じてしまったりします。

まさに
ああすればよかった。
こうすればよかった。
です。

気功教室では
彼女自身が
忘情の人だったので

具体的に
どうしたら
忘情になれるのか
までのお話は
残念ながら
なかったのですが、

それでも
この3つの考え方を
知っているだけでも
違う気がしています。

では、また!

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