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気功とレイキの効果の違いは何か?

「気功を学ぼうかレイキを学ぼうか?」
どちらを学ぶか、迷っている人もいると思います。

そもそも、「気功とレイキの違いが何なのか良く分からない」。
こういった疑問についてお答えします。

この記事を書いている私は、気功歴12年です。レイキも習っていたことがあります。レイキファースト、レイキセカンド、レイキサード、三つの修了証を持っています。

レイキの練習会にも複数回参加しました。実際の経験を元に執筆します。

気功とレイキの効果の違いは何か?

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結論は、効果に違いはありません。気功を行ったときも、レイキを行ったときも効果は同じです。どちらも扱っているものが同じです。

気という波動を使っています。扱っているものが同じなので、効果も同じです。「自分の気を使っていない、体外の気を使っている」と言いましても、波動は波動です。

効果に違いはありません。


どのような効果かと言いますと、どちらも毛細血管を広げて血流を良くします。血流が良くなると、酸素と栄養が体のすみずみまで運ばれるようになります。

そのため、体調不良が改善するという効果があります。さらに、副交感神経が活発になるので、痛みが抑まり、気持ちが落ち着きます。

そして、副交感神経が活発になることにより、ストレスなどで高ぶっていた交感神経が鎮まります。自律神経のバランスが整います。

自律神経のバランスが整うと、体が本来の免疫力・自然治癒力を取り戻します。その結果、体調不良が治ります。

なぜそういった効果が表れるかというと、気という波動には、毛細血管を広げる働きがあるからです。

「気功とレイキの効果の違いは何か?」の結論です。繰り返しになりますが、気とレイキは、どちらも気という波動を使った健康法です。そのため、効果はどちらも同じです。

気功とレイキの違いは何か?

よく言われる違いとしては、「気功は自分を癒すもので、レイキは相手を癒すもの」と言われています。

しかし、気功にも相手に気を送る外気功があるので、気功もレイキと同じく相手を癒します。普段、内気功で自分の気道を鍛えている分、気功をやっている人の方が気が強力です。

他には、「レイキは気功と違い、自分の気ではなく体外の気を使う」と言われています。しかし、外の気を取り入れるのは、気功でも行うことなので同じです。

また、思い込みではなく、外の気を感じながら取り込めるようになるには、毎日気功を行っても5年~10年はかかります。

「レイキは宇宙の癒しのエネルギーを使う」とも言いますが、宇宙の気であろうと私の気であろうと、波動は波動です。効果に変わりはありません。

・気功とレイキの違い

このように、気功とレイキは基本的には同じです。しかし、違いも少しあります。相手に気を送るときの手法と、自分の気を高める練習法があるかないかが違います。

手法

レイキは気を相手に送るときに、相手に直接触れます。気を流したい場所に手を置いて、相手に直接触れて気を流します。

それに対して気功は、外気功で相手に気を送るときも、相手に直接触れません。相手に触ると物質に意識がいってしまうので、気の出る量が減ります。

相手に触れない方が気が出ます。レイキで手を触れるのは、「体温という熱もエネルギーである」という考えと、「触れた方が相手に安心感を与える」という理由からです。

練習法

気功とレイキの違いとして、個人練習法があるかないかが違います。気功には沢山の練習法があります。

しかし、レイキには個人練習法がありません。自分にもレイキを流すことはあるので、練習法が全くないわけではないのですが、

自分の気を高めるという考えがありません。気道に圧力をかけて、気道を太くするという考えがありません。

「自分の気を相手に流すわけではないから、自分の気を高める必要はない」という考え方です。

しかし、「人には誰でも気が流れているから、手を相手の体に置けば、それがすでにレイキヒーリングになっている」という説明を私は受けました。

この説明だと、間違いなく自分の気を流しています。矛盾しています。

「レイキは一日でできるようになる」という宣伝の種明かしもこれです。「やっている本人には気が流れているのが分からなくても、手を置けばレイキヒーリングになっている」と教えられます。

一日の講習では、気が分かるようにはなりません。私は、気功かレイキでどちらをやるか迷っていたら、気功をおすすめします。


「気功とレイキの違いは何か?」の結論です。繰り返しになりますが、違いは二つです。一つは、相手に気を送るときの手法が違います。

気功は相手の体に触れませんが、レイキは相手の体に直接触れます。二つ目は、気功には多くの個人練習法がありますが、レイキにはありません。

レイキには、自分の気道を太くして、気の出る量を増やすという考えが無いからです。


レイキの創始者、臼井甕男【気功】

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私はレイキの創始者である、臼井甕男(うすいみかお)先生が好きです。
特に、臼井先生の五戒(ごかい

五戒を紹介させてください。

「今日だけは 怒るな 心配すな 感謝して 業をはげめ 人に親切に」


・五戒についての説明です。

今日だけは
「せめて今日だけでも、今に集中しなさい」

怒るな
「期待してはいけません」
「思い通りにしようとしてはいけません」

心配すな
「天を信頼しなさい。流れに任せなさい」
「すべての出来事は、あなたに必要だから起こっています」

感謝して
「生きているのではなく、生かされているのです」
「感謝を忘れてはいけません」

業をはげめ
「普段の生活や仕事に励み、自分を磨きなさい」

人に親切に
「人の役に立てることが、本当の幸せです」

以上です。六戒になってしまいましたが。。


1922年の春、臼井さんは、「人生の目的とは何か」に悩まされ、座禅修行をしていました。なかなか悟りを得られない臼井さんは、鞍馬寺で過酷な断食瞑想を行いました。

臼井さんは死ぬ気で瞑想をしました。そして、断食21日目に雷を受けたような衝撃を受け、意識を失い倒れました。

しかし、目が覚めると気分爽快。体からエネルギーが溢れ、「我すなわち宇宙、宇宙すなわち我」という一体感を感じたそうです。

レイキを修行して身に付けたというより、断食瞑想がきっかけとなり、一気に身に付いたという感じです。

死に直面したことで我が薄まり、一気に変性意識を使えるようになったのだと思われます。

余談ですが、生まれつきできたり一気に身に付いたりすると、どうやってできるようになったのかが自分でも分かりません。

ですので、天才型の人は、教えるのは苦手です。苦労して身に付けた人の方が、遠回りしているぶん知識や理解が深いです。

そのため、努力型の人は、人に教えることが上手です。


話を戻しまして、レイキを身に付けた臼井先生は、この力を使って人の役に立ちたいと考えます。

そして、体調不良などで困っている人に、無料でレイキ治療を行いました。さらに、臼井先生は、自分一人の力では限界があると感じ、無料でレイキを教えることもしました。

60歳で脳卒中で亡くなるまでに、21人の師範を育てました。


「レイキの創始者が脳卒中?」と思われるかもしれませんが、健康法の先生が長生きするとは限らないのです。

健康法で健康寿命が延びるのは間違いありませんが、寿命というのは分かりません。元々決まっているのかもしれません。

臼井先生は忙しく活動されていたから、というのもあるかもしれません。臼井先生は、最後まで世のため人のために活動された素晴らしい先生でした。

まとめ 【気功とレイキの効果の違いは何か】

気功とレイキに、効果の違いはありません。どちらも同じ気という波動を使った健康法です。効果も同じです。

その効果は、気には毛細血管を広げる働きがあるので、血流が良くなります。血流が良くなると、体の隅々にまで酸素と栄養が運ばれるようになります。

その結果、体調不良が改善します。


気功とレイキは基本的には同じなのですが、違いもあります。
違いは二つあります。気を送るときの手法と、練習法が違います。

気功は相手に触らずに気を送ります。それに対して、レイキは相手に直接手を触れて気を送ります。ですので、気功とレイキでは、人に気を送るときの手法が違います。

例外として、男の私がレイキの練習会に参加したときは、「女性に気を送るときは、相手に触らずに手を離して気を送るように」と言われました。

そこの練習会では、以前にスケベ目的で参加する人がいたので、そういったルールができたそうです。

もう一つの気功とレイキの違いは、気功には、自分の気を高めるための個人練習法が沢山あります。それに対して、レイキには、自分の気を高めるための個人練習法がありません。

それは、気功には自分の気道を太くして、自分の気の出る量を増やすという目的があります。それに対して、レイキは自分の気を送るわけではないから、自分の気を高める必要は無いという考えだからです。

私は気功とレイキを両方学んでみて、気功を選びました。なぜかと言うと、自分の体内の気の量を増やしたかったからです。

しかし、どちらも同じ気を使ったエネルギーワークです。基本を理解したら、後は独学で練習していけます。どちらを学んでも辿り着く先は同じです。

私は気功師なので、気功とレイキどちらを学ぶかを迷っていたら、気功を学ぶことをおすすめします(笑)。レイキより大変ですが、大変なぶん成長が早いです。

有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^人^)  感謝致します。