![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61614467/rectangle_large_type_2_defbc8dd3d2d0ea8238a35e86b0372c2.jpg?width=800)
瞑想のやり方【気功】
瞑想のやり方を解説します。瞑想も気功法と言われています。
気功法と言われるくらいですので、瞑想でも気道を太くすることができます。
「なぜ瞑想で気が高まるのか?」
そういった疑問についてお答えします。
この記事を書いている私は気功歴12年です。瞑想はもちろん、気が高まることは何でもやってきました。
実体験に基づいて執筆します。
なぜ瞑想で気が高まるのか?【気功】
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58388533/picture_pc_3c776430aeb2f6cef2099a5404743e78.jpg?width=800)
瞑想のやり方よりも先に、なぜ瞑想で気が高まるのかを解説します。それを理解することで、自然と瞑想のやり方の理解も深まると思います。
なぜ瞑想で気が高まるのかといいますと、瞑想を行うと、頭に上がっている多くの気が体に降りてくるからです。
その理由は、考えることを止めるからです。そして、頭から降りてきた気で体が満たされるので、瞑想で気が高まります。
体の気道が気でいっぱいになると、気の圧力で気道が広がります。ですので、気功と同じように、瞑想でも気道を太くすることができます。
瞑想を日課として行っていると、チャクラと呼ばれる場所にも定期的に圧力がかかるので、チャクラも開きます。
チャクラが開くとは、その場所にしっかりと気が流れるようになり、その場所で気を感じることが出来るようになるという事です。
チャクラとは、気を感じやすい場所であり、気が多く作られる場所であり、気が溜っている場所です。
そのため、チャクラが開くと、体内で気が作られる量が増え、体内の気の量も増え、気の流れが良くなります。
また、気は感じようとすることや、実際に気を感じることで、気を感じる感覚が上がっていきます。ですので、瞑想しながら気を感じることで、気感も磨かれていきます。
瞑想だけで、体内の気道を太くし気の量を増やすことができますし、気の感覚を磨いていくことも可能です。瞑想だけで気功を極められます。
そのため、「瞑想は気功法でもある」と言われています。
瞑想とは、考える事をやめて、脳を休ませることでもあります。
人間は、常に何か刺激を求めて生きています。快楽のドーパミン、怒りのアドレナリン、安らぎのセロトニン、この三つの刺激を求めて人は生きています。
簡単に言いますと、仕事中に出るのがアドレナリンで、ご飯を食べてるときに出るのがドーパミンで、寝てるときに出るのがセロトニンです。
この三つのホルモンのバランスが良いと、充実感で満たされ、幸せだと感じます。
繰り返しになりますが、人は常に、何かしらの刺激を脳に与えることを目的に行動しています。ですから、何もしていないときでも、何かを妄想して脳に刺激を与えようとします。
その結果、脳は常に疲れています。また、人間の脳は大きいので、常に頭に多くの血液と気が送り込まれています。
そこで、「目的をすべて捨て、考える事をやめて、脳を休めよう」というのが瞑想です。そして、脳に上がっている血液と気を体に下ろして、体を元気にしようという健康法でもあります。
・瞑想は呼吸法でもあります
瞑想は、他の事を考えないように、呼吸に意識を向けて行うのが基本です。呼吸を意識すると、自然と呼吸が大きくなります。
そのため、瞑想には呼吸法と同じ効果があります。ですので、「瞑想は呼吸法でもある」と言われています。
呼吸法を行うと、体内で多くの気が作られます。
・念力
体のどこか一点を意識しながら瞑想すると、より気功としての効果が高まります。意識とは念であり、脳波であるので波動です。
念の波動を体の波動である気にぶつけることで、気が増幅されます。ですので、開きたいチャクラを意識しながら瞑想することで、チャクラに圧力がかかります。
毎日圧力をかけ続けていれば、チャクラはいずれ開きます。
「開きたいチャクラから、息を吐く、息を吸う」というイメージで瞑想を行うと、チャクラを意識しやすいです。
または、「吐く息、吸う息でチャクラを膨らます」というイメージを持つと、上手くチャクラを意識できます。
そうすることで、チャクラを意識しながら、呼吸も意識できます。要するに、チャクラに念の圧力をかけながら、呼吸法の効果も得ることができます。
瞑想のやり方【気功】
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58404515/picture_pc_6dfe55e119dc1872243235c7cfa60b39.jpg?width=800)
瞑想のやり方を解説します。
①:姿勢を整える
②:何も考えないようにどこか一点を意識する
③:実況中継する
④:雑念に気づいたら、雑念を捨てて、集中に戻る
順番に見ていきます。
①:姿勢を整える
瞑想を行うときの姿勢は自由です。寝ながらでもいいのですが、寝ながらだと高い確率でそのまま寝てしまうので、座って行うのが一般的です。
イスに座るか、床に座って行います。床にあぐらをかくときは、お尻の下に座布団を入れて、お尻を高くします。
お尻の下に座布団を入れないと、骨盤が寝てしまって猫背になるので、腰を痛めやすいです。
視覚からの情報を遮断するために、目は閉じます。
②:何も考えないようにどこか一点を意識する
瞑想で一番大事なことは、考えるのを止めることです。考えるのを止めて、脳を休めるのが瞑想です。
瞑想を行うときは、何も目的を持たずにただ座ります。何も考えません。しかし、何も考えないというのは、人間には無理です。
なぜなら、無意識が勝手に妄想を上げてくるからです。そのため、その妄想に意識が向かないように、体のどこか一点に意識を集中します。
へその下10センチにある丹田というツボ(チャクラ)を意識するのがおすすめです。お腹(丹田)が、呼吸で膨らんだり凹んだりするのを観察します。
③:実況中継する
瞑想を行っているときは、「お腹が膨らんでいる」「お腹が凹んでいる」と、こまめに忙しく実況中継します。
実況中継することで、雑念が浮かびにくくなります。そして、今やっている事に集中しやすくなります。
④:雑念に気づいたら、雑念を捨てて、集中に戻る
余計な事を考えてしまったら、余計な事を考えていることに気づき、雑念を捨てます。そしてまた、お腹の観察に戻ります。
この繰り返しです。
・雑念から抜ける
瞑想は、やる事は簡単ですが、上手くやるのは凄く難しいです。脳は退屈なのが嫌いです。そして、ネガティブな刺激が好きなので、過去の失敗や怒りを勝手に思い出してきます。
無意識があげてくる雑念に入り込んでしまうと、集中が乱れます。そのため、上手く瞑想を行うには、雑念が浮かんでも、雑念に入り込まないようにしなくてはいけません。
「考えちゃ駄目だ」というのは、考えているのと同じ事なので、感覚に意識を向けます。
意識する感覚は何でも良いのですが、例えば、座っているお尻の感覚や、丹田の温かさ、またはビリビリする感覚に意識を向けます。
感覚に意識を向けることで、思考や感情が弱まっていきます。
雑念というのは、過去の事や妄想なので価値がありません。考えても何も変わりません。ただ時間と心が消費されるだけです。
今に集中する事こそが幸せだと理解して、雑念を手放します。また、他人事のように客観的に言葉で確認することで、雑念から抜けやすくなります。
雑念が浮かんできたら、「雑念」と言葉で確認します。
もしくは、「過去」「記憶」「怒り」「妄想」「音」など、できるだけ大ざっぱに確認します。詳細に確認しようとすると、雑念に入り込んでしまいます。
細かく気づいて、おおざっぱに確認するのが基本です。
そして、「呼吸に集中」「お腹に集中」「今私は瞑想をしている」など、集中したいことを言葉にして繰り返します。
これを繰り返すことで脳が鍛えられ、集中することが得意な脳になります。
瞑想とは、脳のトレーニングでもあります。瞑想をすることで、余計な事を考えてしまっている時に、気づく力が上がります。
そして、客観的に自分を観る力も上がります。その結果、集中力が身につきます。
集中力が身について、今目の前にあるやるべき事に集中できれば、良い結果が出やすくなります。
そして、今に集中できれば、過去の失敗や未来の不安など、妄想に振り回される事がなくなります。そのため、楽に生きて行けます。
まとめ【瞑想のやり方・気功】
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61694920/picture_pc_4fc0045e0960e98996092376880d4b5a.jpg?width=800)
瞑想で気が高まるのは、考えるのを止めることで、頭から気が降りてくるからです。また、瞑想は呼吸法でもあるので、呼吸法と同じく、体内で多くの気が作られます。
そして、瞑想中に意識(念)をチャクラに一点集中する事で、より体内で気が作られます。そのため、「瞑想は気功法でもある」と言われるように、瞑想を行うことで、気道に圧力がかかり、気道が太くなっていきます。
瞑想のやり方で大切なことは、何も考えないことです。そのために下記のテクニックをフル活用します。
・感覚に意識を向ける
・呼吸に意識を向ける
・客観的に自分を観る
・雑念に細かく気づいて、おおざっぱに言葉で確認する
・集中したいことを繰り返し言葉にする
人間というのは、常に何かを考えている生き物です。そのため、目の前の事に集中するというのは、難しい事です。
けれども、何でも練習ですので、繰り返し行っている内に、上手になって行きます。
重く考えると行動できません。ですので、はじめは3分くらいの短い時間から、軽い気持ちで始めるのがオススメです。
瞑想でセロトニン神経が活性化するのは、瞑想を開始してから5分後です。そのため、徐々に時間を増やしていき、一日に10分以上瞑想できるようになると、より効果的です。
余談ですが、うまく集中していくと脳の活動が鎮まっていき、アルファー波、シータ波、デルタ波と落ちて行きます。
デルタ波まで下がると、雑念が浮かんで来なくなります。脳で考えないと何も存在しないので、自分がいるという感覚もなくなります。
自分の体がここまでという感覚もなくなり、自分がどんどん広がって行きます。自分が部屋いっぱいに広がり、地球いっぱいに広がり、地球を出てからも広がって行き、宇宙いっぱいにまで広がります。
そして、この世の全てである宇宙と一体化します。すべてが自分です。そのため、自分の欲望から解放され、清々しい気持ちになります。
涅槃、悟り、無我の境地、と言われる状態です。
自分は宇宙の一部であり、宇宙の全てでもあります。深く瞑想できると、それを実感することができます。
それでは、この記事は終わります。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで
最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^人^) 感謝致します。