セミナージプシーの特徴 何度もしつこく同じことを練習しましょう
新しいものより「今回もやるもの」の方が大切
気功、瞑想の指導では定期的に通っている学習者の方に、毎回毎回、同じことを練習してもらうことがあります。
毎回完全に練習内容が同じということは無いのですが、回ごとに増える「違う内容、あたらしいもの」より、むしろ、「今回もやるもの」のほうが大切だと考えています。
私も自分で練習していて、必ずと言っていいほど、毎日欠かさずにやる基礎練習があります。
邪気抜き、清気、正気の補充、歪み、こわばりの解消、站樁功です。
それは、やはり基礎、基本が「これからの自分の土台」になるからです。
この土台が無ければ、色々とセミナーで習っても、表面的に色々な小技をくっつけただけになってしまいます。
また、いわゆる応用技術、発展技術というのは、基本技術が変化、進化、深化したものです。
この基本、基礎、土台というのが、セミナージプシーを救うものになります。
「セミナージプシー」とは
さて、ここで「セミナージプシー」についてです。
ジプシーは、放浪者の意味ですが、セミナージプシーはネット等ではおおむね次のような意味です。
・願いをかなえるために何度もセミナーに通って色々なメソッドを習うが、願いはかなわない
・この前のセミナーはダメだったと思い、また次のセミナーに通う
・それもダメだったと思い、またまた他のセミナーに通う
・こうしてセミナージプシーはセミナー通いを続けることになる
セミナージプシーで検索すれば、かなりヒットするので、思い当たる方はチェックしてみるといいです。
実際はどうなのかわかりませんが、確かに私のところに習いに来た方も、相当多くのセミナーに通っていました。
(それをカモにした高額セミナーもあるので要注意です。)
セミナージプシーの実力は?
では実力はどうなのか?
その方は、ご自身でも言っているように、「身についていない」のでした。
「証明書(修了書、終了書)をもらったのに自分ではうまくできない」と言っていました。
そこで次のように質問してみました。
・過去に習ったものを、一日にどのくらい練習しているか
(もちろん、ほとんど練習していないのは一目瞭然だったので、わざと「一日に」という表現をしました。)
答えは、「セミナーの後、少しはやってみたが、その後はほとんど練習していない」でした。
セミナージプシーは何をすべきか?
色々な原因(まずは依存心に気づくことなども)がありますが、「自分に、核(基礎、基本、土台)となるモノがない」ことを解決せねばなりません。
つまり、頭の整理と、選別、専念した練習です。
・今まで習ったものをメモ用紙に書き出してみる
・その中で、今の自分がやった方がいいもの(必要なもの)を選別する
・選別する際、必ず1~3個だけに絞る
・それを毎日練習する
・忙しくて時間がない時も、「たった五分、一通りだけ」でもいいので、練習を続ける
基礎、基本、土台が出来てくれば、あとはしめたものです。
徐々に「今足りないものは、○○と△△だ」、「更に目標を達成するには、□□があればいい」などというように、追加するものも選別、限定できるようになります。
その追加するものが、同じ範疇のものであったり、健康方面のものであったり、また別種のものだったりしても、核になっているものがある限り、追加するものの選別、限定にブレが無く、迷いません。
逆に言うと、基本、基礎、土台がないと、いつまでたっても「無暗に、片っ端から収集しようとする」ことになります。
私のところへ習いに来る方へは、今後、引っ越しなどで通えなくなったとしても自分で健康管理、自己啓発ができるように、中国武術を利用した基礎、基本、土台を伝えています。
個人の事情に合わせてどんどん活用していっていただきたいです。
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