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つかめない人間ってつかまえたくなる(テスト的な雑筆)

『空気的な彼女』って映画観たことありますか?ぼくはないです。そんな映画ないです。


クラスにひとりは必ずいる、つかみどころのない奴、そんな奴にぼくはずっと憧れてきました。だがしかしそんな奴にはなろうとしてなれるものではありません。
何故なら、つかみどころがないというのはある種の才能です。
才能とは他の誰も真似できない力のことです。すなわち誰しもが自分であるという才能を持っているのです。わかります?宗教の勧誘ではないですよ?


人生の目的は自分がどういう人間であるか、何が向いていて何が向いてないかを知り見極めることです。それに気づけてない人はちぐはぐな人生を歩みますが、それもまた人生。嗚呼川の流れのように〜、です。

幸せって一体何なんでしょうね。楽しい1日を過ごしても、耳鳴りは治んないし、落ち込んでいても夜21時にはストンと寝ちゃったりするし。


『空気的な彼女』。そんな映画ないけど、そんな人がいるとするならきっと、軽やかで、美しい軌道を描いて生き抜いて行くことでしょう。人間に本質なんてなくって、思考や思想なんて1秒でひっくり返る。からからの空っぽです。でもそれでいいんです。深夜の自販機で何飲もうか迷ってるような時間が、薄ぼんやりとした灯りと顔突き合わせてる時間が意外と貴重だったりするんです。軽やかに生きよう。


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