ノルウェー/トロムソ滞在記⑥【day3.世界最北の!?回転寿司へ】
トロムソ滞在3日目。いわゆる観光旅行じゃない、普通の日常にお邪魔する記録が続きますよ。その点を踏まえてよろしくお願いします。(何が)
本日のざっくり予定
・夜はSちゃん夫妻が働く、ノルウェー最北(いや、世界最北!?)の回転寿司屋さんに食べに行く。
・それまでは、スーパーへ行ったり。
・日本へのお土産下調べなどなど。
・Mackビールで締める夜。
朝食はホットサンドが定番に
このホットサンドマシーンが欲しくなりました。ミイのお皿をお借りして、本場の北欧にいるんだぞ! を演出することも忘れずに。
赤い袋に入っているのがチーズ。こういう円柱型のチーズが沢山スーパーに並んでました。チーズをスライスする道具も、普段は使うこともなく、見様見真似で使いこなしました。
薄くスライスして。ハムと共にパンに挟み。オープンサンドマシーンでぎゅーっと数秒するだけで美味しいサンドができるので、毎朝楽しく美味しかったです。
今日は、Sちゃんが先に出勤し、旦那さんは遅番のようで。
子供達を保育園や学校に送り届けた旦那さんが帰ってきて、家の中をせっせと掃除したり、洗濯したり。夫婦でやれることをお互いに分担していて、素晴らしいです。
良い天気になって窓を開放していて、気持ちが良かったです。
食材チェックに近所のスーパーへ
今回私は、夫妻にとっては日常生活にお邪魔するわけで、たまには夕食を私が担当しようと、今後に備えてスーパーの相場をチェックするため、散歩がてら出かけました。
1kr(ノルウェークローネ)14円前後なので。鶏肉600gで1076円。1.1kgで2436円。300gだと500円〜800円くらいだとすると、やっぱり日本より高いですよね、なんでも。
スーパーは無音の世界
何回かスーパーを利用していましたが、この日に初めて気づきました。スーパーには音楽がかかってない!
だからとても静けさがあって、案外良い。これを体験すると、ガチャガチャした音楽、いらないよなぁと感じたくらいでした。
気持ちの良いお天気の日。外では、ふわふわ綿毛のようなものが舞っていて、「秋になる前の風物詩ですね」と、帰宅後に旦那さんに教えてもらいました。
旦那さんと初めて二人で会話
旦那さんが出勤するタイミングで、ショッピングモールに車で出発。その時、ミツバチが追いかけて来て、車の中まで入ってきてしまうハプニングが!
怖がる私に、旦那さんは「ミツバチは刺してこないので、じっとしていれば大丈夫ですよ」と冷静に対応してくれます。頼もしい・・・。
車中から森の中を散歩する園児が目に入り「あの道は、冬はクロスカントリーのコースにもなっていて」と、色々教えてくれました。
滞在して初めて、なんてことのない会話ができた時間でした。
ショッピングモールに投票会場が
夫妻が働くショッピングモールに、期日前投票ができる会場ができていて、昼休みのタイミングで投票に行く、ということで同行しました。
ノルウェー移住歴が10数年の2人は、市と県の議員を選ぶ選挙では参政権があるらしく、この日はまさにその投票が行われていたのでした。
日本では、投票会場は学校や公民館で行われるイメージなので、ショッピングモールで投票かぁ!と新鮮に感じました。(追記:よくよく調べたら、日本でも期日前投票はショッピングモールなどでも行われているのですね。)
お土産候補を物色
Sちゃんは休憩の合間に、私の仕事に関連する、無添加食品やオーガニックの食品を販売しているショップに案内してくれました。
店員さんと普通にノルウェー語で話していて。またまた「おぉぉ・・・」と感心。
添加物不使用のお土産
このTrue Mintsシリーズ。植物由来原材料100%、シュガーフリー、植物由来のタブレット菓子で、職場などで自然素材のお菓子に関心のある人に、ちょっとずつお渡しする時に重宝しました。
ただ、デンマークのブランドで、原産国はオランダ(苦笑)!そこはまあ、旅のお土産ということで、ふわっとさせました。
喉が渇いたので、スッキリするレモンジュースを購入して、私だけ散策タイム。
いざ、回転寿司へ!
仕事を終えたSちゃんが子供達を迎えに行き、合流。旦那さんが働く回転寿司屋さんへ皆で向かいます。
ノルウェーの皆さんには、やっぱりサーモンが一番人気らしく。サーモンに関連したメニューが基本です。
綺麗に盛り付けされたものが出てきます。海苔巻きの周りがカリッと揚げられたシリーズは初めて食べましたが、サクサクボリュームもあって美味しかったです。
こういう盛り付け、大変そうですが。こういう仕込みもSちゃん達が手際良くやっている姿を後日、見かけました。すごい!
私はアジやイワシなど光り物が好きですが、そういうものはノルウェー人には求められていないようで、メニューにはありません。
それでも、回転寿司をトロムソで味わう不思議さを堪能しました。
心を開き始めた長女ちゃん
Sちゃんは、子供達3人と外食をする時は、ちゃんとご飯を食べたか様子を見たり、机の下にこぼしたご飯を片付けたり、本当に日々、こういうことの連続なんだよなーと改めて。
この頃から、私を警戒していた長女ちゃんも笑顔を向けてくれるようになり、ママと頬を寄せて「うふふ〜〜」とこっちを見て笑い、機嫌よく夕食を食べていました。
え・・・飴と鞭、めっちゃ可愛いやん・・・。
こちらも嬉しくなっていたのも束の間、車に乗って帰る頃にはやっぱりダメで、また大泣きタイムへ。
((この人なんで私の横に座るのーー!!ママー!!嫌だーー!!眠いしーー!!))
的な、イヤイヤの涙と解釈しました。
それでも、ええねんええねん、子供時代は泣くのが仕事や。受け止めるで私は。
と、大人の余裕を演出して。一日が終わっていきました。
帰宅し、シャワーを浴び。子供達を寝かしつけたSちゃんと合流し。
トロムソにある、世界最北のビール醸造所と言われる「Mackビール」のピルスナーで乾杯!美味しい〜♪
ようやくSちゃんとしみじみトーク。しかし眠気が凄く、途中自分の会話が怪しくなり、眠りにつきました。
日本では、毎日晩酌をするのが常な私ですが、旅の間はそれが必要ないくらい、心身がほどよく疲れて心地よく眠りについていました。
⑦へ続く・・・