夏フェスに溢れていたモノ
ちょいと まえがき的なコトを書くが、
ワタクスはオントシ、30ほにょほにょ。青春時代はタワレコ、スペシャで音楽知識を得ては街のライブハウスに通い、バンドマンたちの熱いハートを感じていた。
自分でいうのもなんだが、もうね歳柄もあってか、そろそろベテランロックキッズといっても過言ではない。ゆえにフェスの楽しみ方にも年々肩の力が抜け、自由度が増してくる。
ワタシはもちろんクリープハイプの大ファンであるコトは間違いないが、なにも「推ししか受け入れない」といった、視野がこうなる(両手で幅の狭いジェスチャーをする)ような人は寒いと考える。
そんな心を持ち合わせつつ、あくまで明るく前向きで、いつだって笑い飛ばしてたい。そして、人さまには いかなるときも優しいコトがモットーだ。
最近大人になるにつれて、自分の周りにいる親愛なる人こそを、より大切に、大切にしよう、と心の底から思えるようになった。
とにかく人をリスペクトすることは、とても大事なことサ
ワタシは人間生活において、過去にはたくさん失敗して、恥かいて、そのたびに反省し次に繋げようとこころみる、といった根性マンなので、しっかりと自分が確立できていると思う。
あんまり ちまちま気にしないし、すぐムキになるひとをかっこ悪いと思っているため、そういう人をみると「ほぅ、勝手にしなはれ」「全くアッホゥだな〜」となる方である。ついつい、ブログのネタにしてやるじぇ⭐︎となる。
まえがきはそろそろこのへんにしてェ、と。
九州最大級の夏フェス『NUMBER SHOT』が、2023年7月22日(土)・7月23日(日)に福岡paypayドームとZepp FUKUOKAの2つの会場で、開催された。
本稿では、クリープハイプの大ファンである、福岡のシティガールのワテクシkikoが、このフェスでの過ごした思ひでを しがない日記として綴る。
NUMBER SHOTの2日目、7/23(日)の部に行きました〜
何回整理しても5000字越え。。取り留めなくてお見苦しいザンス。アナタがゆっくりしたときにでも見てくださいナァ…
つたない文章ですが、真心込めて書きます。
ご覧いただき、アリガトウゴザイマス。。
さてさて、ワタシが福岡ドームに着いたのは12時頃。
今回のマイプランでは、福岡ドームでのメインステージを中心に見ていこうということだったので、まずはメインステージ向かって左、山笠ステージであった、THE イナズマ戦隊のライブをみた。
THEイナズマ戦隊は福岡のバンド。イナセンの愛称で親しまれ、NUMBER SHOTの前身イベントである、ハイヤーグラウンドの頃から 毎年福岡のフェスに出続けている、ベテランバンドだ。
イナセンは漢らしく、泥臭ぇライブをしていた。とてもカッコよかった。ノッケから元気をもらえた。
さて、イナセンが終わったあとは…大変恐縮だが、自身が興味のない演者さんがつづいているタイムテーブルだった。
ここでワタクシの趣味を話すと、音楽好きでもあり、「無類のお笑い好きでもあるのだ」(ヨッ!サブカル街道まっしぐら)
あ、勘のいいアナタは気づいちゃった!?
ええそうともさ、日頃から福岡よしもとの劇場に通う習慣があるため、フェス会場の福岡ドームに隣接されたBOSS E・ZOの建物をみると、その最上階にある福岡よしもとの劇場に、つい思いを馳せてしまい「今日のラインナップが気になって仕方なくなる」
いっそのことフェスを一旦脱線して、「よしもと行っちゃえ〜」だ!
ちなみにその日、福岡よしもとのラインナップはこうである。
…このメンツをみすみす逃してたまるかい?
終演15:15ならば ちょーギリで15:20からのSHISAMO、そして大好きなクリープハイプには間に合う。
こんな「遊び」が出来るのも、都市型フェスの醍醐味じゃないの!福岡のシティガールたるや、フッ軽でなくっちゃ!
福岡は「コンパクトシティ」言われていて、自分の陣地と街の境界線があいまいな感じが好き。そして、なんとも都合がいいフェス、それがNUMBER SHOTサ(^ ^)b
ということで、福岡ドームでTHEイナズマ戦隊のライブを堪能するや、私はすぐさま お隣のBOSS E・ZOの最上階にある、福岡よしもとの劇場へ行くコトに!
(実は、前もってそのつもりだったんだけどネ)
てへへ
当日券でお笑いを見るって、なんか粋(イキ)。
ひゃあ、笑った笑った。フェスを一旦脱線して、見るお笑いライブは格別だった。どの芸人さんも面白かったデス。
キングオブコント王者のビスブラさんのタンクトップ屋さんのコントはトラウマになる面白さ。ゲスト陣に惹かれて来たのはもちろん、福岡の劇場メンバーも成長しとんしゃった。そりゃあ前々から通っとりますからネ。とくに福岡よしもとの劇場メンバーさんは、名前も言えるくらい覚えとうよ〜♪
ちなみに劇場メンバーさんで好きなのは、ローリングモンキーかなぁ!ロリモンのカツキくんは愛嬌があるおデブちゃんで、かわいかぁ〜♡(笑)
いやぁ しかし、フェスとお笑いを天秤にかけて、お笑いをとって正解デシタ!ちょいとドキドキはしたケド、自分の行動力を褒めてやろう…
ハハハハハハハハハハ
さ〜て、福岡よしもとでお笑いを堪能したところで、時刻は15:17を指していた。あと3分で福岡ドームではSHISHAMOのライブが始まる。やべぇ、急がなくっちゃ。
福岡よしもとの劇場での ワタシの服装たるや、陽気な帽子にサングラスを襟にかけちゃって、いかにもフェス客が紛れ込んでらぁ〜といったところ。
終演するや、そのシティガールが血相変えて、時計を見ながら 下りエスカレーターを猛ダッシュするサマは、お見送りにロビーに出て来ていた福岡芸人さんたちに3公演目で確実にネタにされてるだろう(笑)
(エスカレーターは走るな!よい子は真似しちゃダメだぞ)
BOSS E・ZOから息を切らし、福岡ドームへ戻る。
こっからは怒涛の音楽ライブ漬けである。
なんとか間に合った15:20からは、どんたくステージにSHISHAMOが登場。可愛さとパワフルさは、ガールズバンドなめんなと言わんばかりのロックンロールなライブだった〜
ーーーそして時はキタ。
そう、大好きなクリープハイプの出番。16:20から山笠ステージでは、ワタクシの今日の大目玉。
クリープハイプをフェスでお見かけするときの毎度の楽しみは、リハーサルが見れちゃうことよね。
クリープハイプのいいところは、あれだけの大人数のお客さんに媚を売ることも無く、ステージにフラッと現れ、歓声を物ともせず淡々とリハをこなすところ。
しれっとレア曲をやって『キャーーーーーーー』と大歓声を浴びながらサラリとリハを終える。
漢らしい。
また、大ファンながらに驚いたことは、クリープハイプの大人気っぷり。
客席からのリアルな感想は、リハの段階でクリープハイプのメンバーの姿が見えるや、横も前も後ろも、男子も女子も、おいちゃんもおばちゃんも“ゴォォオオオオオ"と音を立て、拍手大喝采!
このなかに居た、クリープハイプの太客さんたちは間違いなく、ふぁ( ゚д゚)!?となったと思うが、なんかさぁ、、誇らしかったヨネ!
クリープハイプの人気は次のゾーンに入ったのダ
当たり前じゃん、今年の3月にアリーナツアーを経て、そっからきっとさまざまな夏フェスでメキメキと鍛え、そんで福岡に来てくれたんだよ!
ファンのイチミで偉そーなこといえないが、
クリープハイプは超超超人気だった。
それが大ファンとして、とても嬉しく思ったし、絶対にまだまだついていくぞぉと思った。
そしてクリープハイプは、いざ本番になるとカッコいいライブをしやがるのだ。
もう、メンバー4人それぞれ、したり顔が艶かしくてかっこいいのなんの。
それは古典落語で会場中を地響きさせたかと思えば、一転、静寂さえも自分たちのものにするクリープハイプ。
立て続けに すんばらしい楽曲たちを繰り出し、オーディエンスを虜にさせると、まさかの持ち時間を巻いてしまい、尾崎さんの弾き語りが聴けちゃうという嬉しいアクシデントがあった!
それはまるで、お菓子の掴み取り状態。
『入れちゃえ、入れちゃえ、入れちゃうよぉ〜もひとつオマケにぃ』的な、出血大サービスなクリープハイプだった。
おいおい フェスのニャロウどもに、そんな姿を見せたら、太客が妬いちゃうダロォと思いながらもニヤケと感動が止まらなかった。なんちゅう素敵なライブだったでしょう。
長年クリープハイプファンをやっとりますが、さまざまなバンドがひしめき合うフェスのステージで、ざっくばらんに、ニコニコと可愛らしい尾崎さんは初めて見ました。
きっとクリープハイプには、福岡ドームでのライブをじっくり楽しんでいただけてるんだな、なんて思うと、しあわせでした♡
…にしても、あの曲やるなんて、ワタシのブログの二人称が「ダーリン」って知っててかしら?まさかね。。。いやいやファンは特別扱いしちゃならねぇゼ、と思いながら三塁側からエールを送るkikoであった。
さ〜て、NUMBER SHOTのライブはまだまだつづく。
以降メインステージは、素敵なアーティストさんのライブ合戦だった。
大好きな「クリープハイプ」のあとに登場したのは、ティーンに大人気の「Saucy Dog」が大盛況で終えると、ガラッとジャンルを超えた盛り上がりを見せる 「ケツメイシ」、“レジェンド枠"には拍車がかかり、女子たちの永遠の憧れ「YUKI」には、狂おしいくらいにloveな気持ちが最高潮になったところで、メロコア・ハードロックの王様「10-FEET」はトリを務めた。
このなかでワタシがとくに印象的だったのは、YUKIと10-FEETだ。
大好きなYUKIは、19:20どんたくステージに現れた。
なんたってYUKIは、私ら世代の永遠のファッションアイコンだ。青文字系ファッションを通った誰しもが、一度は「YUKIになりたい」と思ったことか。。♡
もうね、生YUKIはかわいくて、かわいくて。
カワ…ヒヒ。。ボン。脳汁出ました。
まぁた やる曲、やる曲、好きな曲すぎて。そして懐かしすぎて。長年の憧れが成仏するようでした。
いやいや成仏してたまるかって。
それはそれは、幻にしないように、絶対に忘れないように。と、ライブ終盤でのワタシはまるで浅草寺の煙を浴びるように「アリガタヤ、アリガタヤ」とYUKIを手で仰いでマシタ。
同じく『はぁ〜、カワヒカッタ。。。』とため息交じりで話すタクマさん率いる、10–FEETは20:30 山笠ステージにトリで登場。
10-FEETはワタシら世代以上の、言わずもがな超ベテランカリスマバンド。
もうね色あせることなくかっこいい10–FEET。私が高校生だった頃は「テンフィ、テンフィ」言うて憧れたもんよ。
(ちなみにどーでもいいけど、アタチが高校生だったのは今から15年以上前だひょん)
そんな青春時代も、こうして大人になった今も、テンフィはあらゆるバンドマンの王様的存在。
そしてオーディエンスたちもまた、モッシュやダイブはこのバンドから学ぶんデス。
ライブの終盤、10–FEETからオーディエンスへのリクエストで『みんなのスマホライトを使って、光のウェーブが見たい』とのことだった。
本来リテラシーにうるさいワタシは、普段この行為を無断でやっているチャランポランに嫌悪感を覚えるのだが、アーティスト直々のお願いならば!!!そして、ここでの協調性は持つべきだなと、ヤリヤシタ!
iphone裸族なアッシは、落としちゃやーよ、と、ややビビりながら両手で持ったスマホをゆっくりフリ、フリとしたのだった。
テンフィも光のウェーブを見れて満足そうダッタ。トリをしっかり、カッコよく務めてくれてんだから、それくらいお安い御用ダヨ
<締めのコトバ>
NUMBER SHOT2023、そして、恐縮ながらフェスを一旦脱線して行った福岡よしもとでのお笑いライブ、それぞれ、とても楽しかったデス。
一芸に秀でる者は多芸に通ず。
総じて、アーティストさんたちや芸人さんからは生きる力を頂けマシタ。
明日からまた、生きねば。と思えたそんな夜!
ーおわりー
creephyp xoxo…♡
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