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父の介護状況について

GW最終日ですね。

今日は父はデイサービスに出かけました

現在、父は87歳 要介護5
デイサービス 週2日
ショートステイを月約12日~15日利用しています

COPD、脳血管性認知症で在宅酸素24時間使用です

父が現在に至るまでを書き記しておきたいと思います

【要介護認定を受けるまで】
父は元々ヘビースモーカーで20年くらい前からほぼ毎年
肺炎で入院していました

それでも在宅酸素を使用する3年前まで
会社に通い月4日しか休まず仕事を続けていました

在宅酸素を使用するようになったのは
肺で定期的にかかっいた病院を総合病院から
地域のクリニックに変えたことがきっかけでした

総合病院では、酸素飽和度94でも治療の提案などがなく
常に様子見で、いよいよのときに救急で診てもらい入院
ということを繰り返していたので
これで良いのだろうかと疑問に思い始めて医療職の友人に相談
そして3年前のGW前に地域のクリニックを受診したという経緯です

そこから家では設置型、外出時は手引きでの酸素ボンベ使用の
24時間酸素導入が始まりました

その時点で仕事は基本辞めることになりました

それまでは8時〜20時まで家を開けていた父 
時間を持て余す生活になりました

それと同時に私は
父が常に家にいる状況にしばらく慣れず
しばらくは息苦しさを感じる日々でした

【介護認定を受ける/サービス利用を始める】
仕事に行かなくなった父は
たまぁにスーパーへ買い物に出かけることはあっても
ほとんど1日ソファに座ってテレビを観ている生活になり
このままでは足腰も弱るし、なにしろ刺激が少なすぎる!
(私は仕事へ出かけるし元々父との会話は少ない)
そこで介護認定を受け、結果は要支援2
リハビリデイに週2日通い始めました
お風呂も介助が大変だったので訪問入浴にきてもらいました
在宅酸素を導入してから2か月後のことです

【介護認定更新/サービス利用を増やす】
その1年後の更新で要介護2となった父
リハビリデイを辞めて
デイサービスを週2で利用することにしました
その頃から
・話しが嚙み合わない
・予定を忘れる
などが現われてクリニックに相談後、総合病院でMRIを
受けました
母がアルツハイマーで8年間在宅介護をしていたので
認知症に関してはそれなりに知識を持っていました
結果は脳血管性認知症が疑われるとのことでした

体の状態はほぼ安定していましたが
それから徐々に認知症の症状が色々と出てきました
当初一番困っていたのが、食べ物があれば全部食べてしまうこと
食パンをキッチンに出していたら夜中に6枚をすべて食べるとか
冷蔵庫のバターやジャムも空にする、牛乳はパックに口をつけて
すべて飲むとかとか
翌朝、家族の朝食がなくて困って腹を立てて~
この頃は隠すことに必死になっていました

更にトイレ問題も出てきました
元々肺炎で入院したときからリハパンを履いていましたが
要を足すのは基本トイレ
でも失敗が多くなってトイレの床がびしゃびしゃだったり
汚れたおむつが床に置いてあったり
便を踏んでそのまま歩いたり・・・
私のおむつ交換がはじまりました

父のおむつ交換とか無理!って思っていたんですよ
でもね いきなりやってきたその時に
やらざるを得ず
やれば嫌でも慣れるもので現在に至ります
とはいえ父は夜中2時3時にも起きてトイレに行きます
それを放置していると朝、悲惨な状態に
それが嫌で夜中もトイレに付き添うけれどまあ厳しい・・・
そんなこんなでショートステイの利用をはじめました
夜中に安心して眠れるのは本当に助かります

そして今年の2月
2回目の介護認定の更新で要介護5となりました
その結果には本当にびっくり!
ケアマネさんも訪問看護師さんも驚いていました
父は伝い歩きやカート使用だけど歩けるし
食事も介助は必要ないので
理由としては、かかりつけ医の意見書で
「家族負担が大きい」とし施設入所を考えてのこと
とのことでした

家族負担を考えてくださるのはとても有難いのですが
介護度が上がれば介護費用も上がる
当初は再認定を受けることも考えました

施設入所については父は向いているタイプですが
(マイペース、どこで暮らすことも構わない)
父の年金他経済では費用をまかなえず
私が(弟にも相談しますが)負担することになります
今でさえ8万円の負担
これ以上増やすことは現状できませんですが
いずれ~を視野に入れて再認定はしませんでした

現在に至ります

【在宅介護って・・・】
家族としてなにが大変って・・・
介護のコレっていう1つの物事ではないんですよね
例えばおむつ替えとか
それは確かに面倒です
できればしたくないです
でも もし「何が一番大変?」って聞かれたら
「おむつ替え」の答えは違うのです
実際の介助そのものより
その前提として
心理的負担というのでしょうか
介護が必要な家族と暮らすことがしんどい

認知症のために起こる様々なこと
徐々に悪くなっていくこと
それを目の当たりにしながら暮らすということ
慣れたと思った頃に新たな対応が必要になること
そのたびに感情が揺さぶられること

そんなことが大変なのです

#在宅介護 #親介護 #父介護 #認知症 #在宅酸素









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