詩「儚い香水」

「儚い香水」

どんな時も彼女がいつも纏っていたもの。
それは香水。

彼女は流行りに流されず自分のスタイルを持っていた。
だから香水もイタリアで自ら作ったらしい。
前に教えてくれた。

髪やメイクに手は掛けなかったけれど
香水だけは忘れなかった。
そして香を引き立立たせることが誰よりも上手だった。

そんな愛おしかった彼女との話を書いてみた。
これは10年も前のこと。

ある日、街を歩いていると
とある女性が歩いていた。
女優帽にラップコート、ヒールを履いて
冬が似合う冷たそうな美しい女性。

すれ違った瞬間記憶が蘇った。

思わず声を掛けたかったけれど
思い出は儚いままで。

いつまでも元気で。

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NOTE
お久しぶりです☺
先日 La Dolce Vitaという映画を観ました。
大好きな映画です。特にアヌーク・エーメが美しい。
この映画を観るたびに「私もこんな女性になりたい」なんて思います。
イタリアでも多分あると思うのですが、フランスではオリジナルの香水が作れるブティックがあります。
フランスにいらした際は是非、、、♡



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