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「感情を取り出すこと」と「話すこと」の出来る場を 持っていよう。

【今日の  聴き屋】~100日目~


問題を解決できるのは 自分自身である。
そして 人は誰しも 自己成長力を持っている。


「感情を取り出すこと」と「話すこと」は
その力を発揮するための 重要な役割を担っている。


生きていると
常にいろいろな「感情」が 自分の中で 動いている。


自分にとって プラスと感じられる感情
マイナスと感じられる感情 様々だ。


何か 問題が起こったとき。

本来は 自らの問題解決力や自己成長力によって
それらを 乗り越えていく。

しかし 何かしらの理由で それらの力を発揮できない時。

その時は まず
自分の「感情」と 距離をとることを 意識する。

「感情」は 自分の中にある時
なかなか 自分自身で冷静に見ることが出来ない。

その 心の中にうごめいている「感情」を
そっと両手で包んで 自分の中から 取り出す。

そうやって 自分の中から取り出したとき
「感情」と自分との間に 少し距離を取ることが出来る。

そうして
少し距離を取った「感情」を 眺めてみる。

「ああ いま 私は 腹が立っているんだなあ」
「ああ いま 私は 悲しさでいっぱいなんだなあ」
「ああ いま 私は さみしさに打ちひしがれてるんだなあ」

自分の「感情」を
客観的に眺めることが出来るようになる。

この時
もし 聴いてくれる存在がいてくれたら
「話すこと」で
この 客観的に眺める行為を さらに 深めることが出来る。

人は 誰かに何かを伝えようとする時
その内容を正確に伝えるために その中身を整理する。

伝える=話す 行為を通して
それまで あいまいで 混乱していた「感情」を
明確にし 整理することが出来るのだ。

そして その過程で
それまで気づかなかった 自分の考えや感情に気付き
自己理解が進み 新たな見方が出来るようになっていく。

また 聴いてくれる存在がいることで
自分が「聴いてもらい」「受け止めてもらう」
「その価値のある人間」であることに 気付く。

さらに「共感」されると
「そんな感情を持つ自分であっても いいんだ」
という 安心感を持つ
ことも出来る。

マイナスの感情に支配されているときに
「自分が受け止められた経験」と「共感された安心感」により
自分が 「その価値のある人間」であるという
「自己受容」が進んでいく。

「自己受容」が進むと
「感情」を外に取り出し 心に出来た空間に
本来持っていた「自己成長力」が 湧いてくる。


そして
本来持ってた 自分自身の その力で
前に進んで行くことが出来るのだ。


感情を外に取り出して 距離をとること。
そして 誰かに「話すこと」。

それは 
「本来もっている自分の力を発揮する」ための
大きな助けとなる。

note でもいい。
お気に入りの ノートとペンでもいい。

「感情を取り出すこと」の出来る場を 持っていてほしい。

そして さらに自分自身を助けるために
「話すこと」の出来る場を ひとつでも ふたつでも 持っていよう。



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