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「ギフト」は受けとる。

【今日の  聴き屋】~149日目~



「まずは ギフトを受け取りましょう」


数年前 カウンセラーの方から 言われた。


人は  やってもやっても どうしても
「出来ていないところ」
に 目が向きがち。


当時の私は
仕事でも子育てでも
朝から晩まで 大車輪で毎日なんとか しのいでいたのに


たくさんの 「出来ていること」ではなくて

「あれも出来てない」「もっとこうすればよかった」「子どもたちがかわいそう」


出来ていないことばかりに目が向いて
自分でどんどん 苦しくなっていた。


日本は「謙遜」文化で
なかなか 自分の「いいところ」をアピールしたり
褒められたときに「そうでしょーっ」なんていう機会が少ない。


私も 落ち着いて考えれば
出来ていることがいっぱいあって
それに 気が付いてくれる人がいて

 「助かってるよ」
 「こんなところが いいところだと思ってるよ」
 「感謝してるよ」

って 言ってくれるのに

 「いやいや そんなことないんです」
 「全然 出来てないんです」
 「家では いつも 怒ってばかりだし」

と  自分の出来ていないところ  ばかりが目について
せっかくの言葉を 横によけちゃうことばかり。。。


色んな人が
たくさんの「ギフト」を贈ってくれているのに。


その頃  私は本当に苦しくて
いろんなところで カウンセリングを受けた。


ドクターショッピング   ならぬ
カウンセラーショッピング。


なかなか 相性の合う カウンセラーさんと 出会うことができず
何人も 何人も カウンセリング 受けたなー。


1度キリの人がほとんどだから
あんまり 記憶にも ない。


いや 記憶にもないくらい
いっぱい いっぱいの生活を 続けていたんだな。


「いのちの電話」や「よりそいホットライン」
いろんな電話相談を検索して かたっぱしからかけたり。

話し中で ぜんぜん つながらなかったのだけれど。。


そんな中で 何度か 通ってカウンセリングを受けたのが
「カサンドラ」専門のカウンセラーの方で。



その方が
 まずは 「ギフト」を受け取りましょう
と 言ったのだ。


くみさんは  もうすでに  たくさんのことを頑張っていらっしゃる。
出来ていることが  たくさん。
だから 他の人が 言ってくれる ほめ言葉や  ねぎらいの言葉   =「ギフト」は
そのまま しっかり 受け取りましょう と。


自分で 見えていなくても
「他人からは見えている私」がいる。


それは 「作られた私」でも「うその私」でもなくて
「本当の私のひとつ」なのだ。


「ギフト」を しっかり 受け取ろう。


他人が気付かせてくれる 「本当の私のひとつ」。
「私の  ステキな一面」なのだから。



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