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2月に聴きすぎた20曲

立春だし、そろそろ暖かくなるかなと思っていた期待とは裏腹に、雪も降ったりして寒い日が続いた2月。
残寒をしのぐ曲から移り行く季節の狭間に聴きたい曲まで、聴きすぎた20曲を紹介していきます。

1.国道スロープ / きのこ帝国
きのこ帝国らしいサウンドと千亜妃さんの歌声が落ち着きます。
きのこ帝国×東京っていうだけで安心感があります。
「右足だけずっと1月のまま」という歌詞が印象的で、過ぎ行く時の速さに焦る気持ちを抑えたいときに聴きたい曲です。

2.タイムリミット / 大東まみ
大阪出身のシンガーソングライター・大東まみさんのまだ寒さが残っている時に聴きたい曲。
僕と君の距離感を軽やかなピアノと悲しげだけど力強い歌声で表現されています。後に残るメロディーはしばらく口ずさんでしまいます。

3.スローモーション / にしな
にしなさんらしいドロッとした恋心を歌った最新曲。サビの二言語で愛を伝えている部分に粘着性を感じます。アレンジは『ヘビースモーク』を手掛けたトオミヨウさん。
確かに瞬間的な日常の機微って時よりスローモーションに見えるときがあります。そんな何気ない日常をゆっくり楽しみたいと思いました。

4.escape / ましのみ
千葉県出身のシンガーソングライター・ましのみ。生まれた年も月も一緒だから、勝手に親近感を抱いてるアーティストさんです。
サウンドプロデューサーは、最近ハマっているShin Sakiuraさん。SIRUPさんの楽曲のギターアレンジとかもされている方です。
繰り返される歌詞とポップなメロディーで横ノリ不可避です。

5.dude / ポルカドットスティングレイ
ここ最近のジャケの雫(Vo,Gt)さんは正面で勝負されているポルカの1月にリリースされた曲です。地元・福岡をプロモーションするキャンペーンソングとしても使用されており、雫さん演じる“dudeくん”がヒロインに恋するストーリーが描かれているMVがポップでかわいらしいです。

6.3月の花嫁 / チョーキューメイ
2020年結成の都内で活動しているバンド・チョーキューメイの最新曲。
ドラマの主題歌にもなっている同曲。素直な歌詞が純度の高い歌声と演奏でストレートに伝わってきます。先日、サーキットフェスで初めてライブを観ましたが、ボーカルの麗さんがギターだけでなくなんとバイオリンも弾きながらライブをしていました。バンド構成の中でバイオリンがあるのは個人的にはかなり衝撃を受けて、ライブ中は片時も目を離せませんでした。初見で観たら必ず驚いてしまうバンドだと思います。

7.GIOTF (feat. JP THE WAVY) / ¥ellow Bucks
ここから急にHIPHOPが続きます。¥ellow Bucksの最新曲は、『Wavebody Remix』で共演もしていたJP THE WAVYをゲストに迎えた楽曲。この二人のコラボは熱いです。ずっと首を振っていたくなるようなビートと二人のなめらかなフロウが深い夜へと誘ってきます。

8.Shake Body / Fuma no KTR , SKRYU , WAZGOGG
今やバトルラッパーとしても人気のお二人がWAZGOGGによるプロデュースでコラボ。聴く前から分かっていたことですが、三人の親和性が半端ないです。早いビートに臆することない高速ラップとフック部分のDJ WA-TAによるスクラッチがこれまたエグイです。ひたすら耳が心地よくあっという間の二分半でした。

9.Call Me Mr. Drive 2 / Shurkn Pap
Shurkn Papの最新アルバムは、2020年にリリースした『Call Me Mr. Drive』の続編でタイトル通りドライブ中に聴きたくなる楽曲です。
アルバムのタイトルでもある同曲は、ゆったりとしたビートで深夜の道をゆっくり蛇行運転したくなる曲です。(絶対にダメです。)

10.MANTLE (feat. RYO-Z & Emi Okamoto) / Osteoleuco
ラップクルーMGFのKeisuke Saitoとピアニスト/ビートメーカーのShimon Hoshinoからなるユニット・Osteoleucoの最新曲。3ヶ月連続シングルリリースの第一弾となる同曲は、RIP SLYMEのRyo-Z、フレンズのおかもとえみをフィーチャーした縦ノリっぽくはないギリ横を攻めた楽曲になってます。

11.水星(feat.オノマトペ大臣) / tofubeats
ほろよいのCMでも話題になった一曲。あの企画に関わっている方々全員好きなので何回もリピートして聴いてます。懐かしい渋谷系サウンドに印象的なオートチューン。懐かしいけど新しい不思議な気持ちにさせてくれます。

12.Get Back / LUCKY TAPES
2月にリリースされたLUCKY TAPESのアグレッシブな楽曲。
チルなイメージがある彼らですが、今回は打って変わって重厚なバンドサウンドでラップを披露する場面もあり、新たな一面を見た感じがしました。

13.やさしい怪物 feat.泣き虫 / 黒子首
メジャーデビューしたばかりの茨城県出身のバンド・黒子首の最新曲は、SSWの泣き虫さんを迎えての初のコラボ曲です。
耳に残るギターとあげは(Gt/Vo)さんと泣き虫さんの掛け合いが力強くメッセージ性の高い骨太な曲になっています。サーキットフェスで生で観ましたが圧巻でした。デビューしたばかりとは思えない間の取り方に余裕すら感じました。

14.手のひら重ねれば / 竹内アンナ
ロサンゼルス生まれ京都出身のSSW・竹内アンナ。3月にリリース予定のアルバムに収録されている曲を先行配信。癖になるリズム感とキャッチーなメロディが印象的な1日の始まりにふさわしい曲になっています。朝の準備も気分よくできそうです。

15.バレンタイン泥棒 / ジェニーハイ
バレンタインシーズンでもあったのでまつわる曲を何曲か。
メンバーそれぞれが多方面で活躍している超個性派バンド・ジェニーハイのバレンタインソングです。刺もある粘着質な歌詞と絵音さんらしい音でキラキラしたバレンタインソングが苦手な方におすすめです。

16.チョコレート / 家入レオ
今年でデビュー10周年を迎えた家入レオさんのほろ苦い恋心を歌った曲です。
曲中に出てくる「ぽぽぽ」という擬音に、言葉にならないモヤモヤだったり上手く口に出せない気持ちが集約されているように思います。

17.First Love / 宇多田ヒカル
新アルバムリリースを記念して、過去のアルバムも全てアナログリリースされるというビッグニュースがありましたね。
自分も同曲が収録されている1stだけは買いました。リリースされたのが自身16歳の時という事実にいつも驚いてしまいます。

18.春を待って / KANA-BOON
KANA-BOONの冬と春の間に聴きたい曲。
寒さを吹き飛ばす疾走感のあるメロディーともうすぐ来る春に期待するストレートな歌詞が印象的です。冬眠しがちな心を少しずつ解かしてくれるような曲です。

19.なんてったって春 / サカナクション
出会いと別れの春なんて言いますが、サカナクションの春はどこか不穏な空気を感じさせます。春が来るというよりかは、「春が来てしまう」といった焦燥感すら漂います。なんてったって春というポップなタイトルと歌詞の不確実性をお得意のダンスミュージックで繋げています。

20.サボテンの花 / TULIP
チューリップの冬の終わりに聴きたい曲。
寒さが過ぎたら終わってしまう淡い恋を歌っている歌詞は、財津さん自身の体験談をもとにつくられています。
この時代の特徴の一つでもあるフェードアウトからは、終わって欲しくないという心情と来たる春への希望みたいなのが入り混じっている気がして、何とも哀しい気持ちになります。

最後までご覧いただきありがとうございました。
バレンタインもあってか、恋愛にまつわる曲を多く聴いていたように思います。ただ人恋しかっただけかもしれませんが💦
3月は暖かくなることを願って、春らしい曲も聴いていけたらと思います。


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