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貴重な体験

今日はとっても貴重な体験をしてきました。

数日前に、Googleマップで家の近くにヒンドゥー教の施設があるのを見つけました。
Googleマップの情報によると、建物の中は装飾がとてもきれいとのこと。
クチコミの様子からは、ヒンドゥー教信者でなくても中を見せてもらえそうな様子。
「Public Open」と時間も書かれています。

そこで今日早速行ってきました。
外見は周りの家とあまり変わりのない建物です。
入り口から中をのぞいてみましたが、人の気配はありません。
やっぱり無理か、と帰ろうとしたところ、この施設を訪れた方が声をかけてくださいました。
思い切って「中を見てもいいですか」と聞いてみたところ、中に入れてもらえました。
中をちょっとのぞかしてもらって帰ろうと思っていたのですが、中はまさかの礼拝中。
そしてその礼拝ものぞかせていただくことができました。

キリスト教の礼拝に参加させていただいたことはあったのですが、ヒンドゥー教の礼拝はキリスト教の礼拝とは全く違っていました。
礼拝というよりも「儀式」という感じです。
金属のお皿のような楽器をシンバルのように叩いたり、お能の大鼓をもう少し大きくしたような太鼓を叩いたりしながら、みんなで歌っています。
おそらくちゃんと歌詞があるんでしょうが、歌というよりも「んーやーんーやー」と声を出しているという感じです。
そして時折手を上げながらお辞儀をするようなそぶりをしている人もいます。
その様子は礼拝というよりも民族の儀式という感じでした。
(ヒンドゥー教の方々、例えが悪くてごめんなさい。)
ときどき火がついた金属の食器のようなものを持った人が回ってきてその煙を浴びたり、水を持って回ってきた人が頭に水をかけてくれたりしました。
さらに途中で入ってきた人たちがお辞儀をしているのですが、床にうつ伏せで寝転ぶようにしてお辞儀をしていました。

おそらく30分ほど見させていただいたと思うのですが、まだ当分終わりそうになかったので、途中で抜けさせていただきました。
お目当ての装飾もちらっとみれたのですが、儀式の最中に近くに行かせていただいたり、写真を撮らせていただく勇気はさすがにありませんでした。

ヒンドゥー教については教科書で習ったようなことしか知らなかったので、実際の儀式はちょっと衝撃的でした。
でも短時間とはいえ、貴重な体験をさせていただくことができました。

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