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佐久間イヌネコ病院 luv.20 ダテ軍団
伊達ファミリーの朝は低調である。男子の低血圧は珍しいことではないが、特に低いのは設楽泰司。上が80下が50。おまそれ水死体じゃんかと伊達が笑うので、設楽は大抵後ろから羽交い締めしてティクビをギュッしての仕返し。ちんkという場合もあり。
一方の雲母は正常値。朝から目覚めすっきり、夜は事を終えればぐっすり。そして今朝もいつものようにシャワーを浴び、身支度を整えながらメールチェックのためタブレットを開いた雲母の目に飛び込んできたあるもの。
成程、すごいのがやってきた。
「…大変です……伊達さん!設楽くん!」
「…あざま…」
「おはよハルち…」
「ああ伊達さん…何故毎朝全裸で歩き回っておられるのですかさあバスローブを羽織って…お二人ともこちらを!」
先日の「佐久間画伯コレクション」の追加である。昨夜遅くに届いたらしいその添付画像に、全員に衝撃(笑撃)が走る。
「…!…!も、だめ腰つる……ヒ…ィ…」
「…このネコ?柄でパンツできますかね」
「ンフ。パンツも下帯も可能ですよ?」
褌ですか!その発想はなかったですね。大真面目に受け答えする設楽。お前こういうんは受け流してん。息も絶え絶えに設楽を嗜める伊達に、雲母がこれまた大真面目な顔で伊達を見据えて言った。
「伊達さん、僕たちはいつだって本気なんですよ?」
「御意」
遊びもラブも、お仕事も♡
/伊達雅宗
雲母春己
設楽泰司
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佐久間イヌネコ病院
似顔絵は精神力を使うので
続きはまたこの次に(院長)
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