GW 死にそうになって考えた
こんばんは。
皆様いかがお過ごしですか?
今日は思い切って、いつも以上に個人的なお話をしてしまおうと思います。
先月のGWのことですが、今住んでいる東京からわたしの実家のある滋賀に帰ったのですが、数日間、子どもと公園などもいきたいと思っていたのに、全く動けない状態。
元気な気がしていたけれど疲れていたんだなー。と思っていたところでした。
その日の朝、食事を済ませてお茶を飲んでくつろいでいたのですが、
いきなり心臓がキュウッと狭くなる感じになって、ちくちくという痛みが激しくなってきたのです。
背中も針金を通したように痛く、このままだと心臓が縮んでしまう。
そして止まってしまいそう。
恐怖を感じました。
朝から仕事に行くことのある母が、その日はちょうどいてくれたので
「お母さん・・心臓が痛い」
自分の心臓が止まらないように、痺れてくる手のひらで心臓を叩く数分。
ただごとではないと感じた長女は、「これは心臓のツボだよ!」とわたしの手の平を彼女なりの思いっきりの力で押し続けてくれて。
とはいえどうにも症状が収まらないので、母の助けを借りて救急で病院に行くことに。
お医者さんのお顔を見ているとずいぶん楽になって、点滴を打つ頃にはもう母と話せるぐらいに回復していました。
でも振り返って思うのです。
心臓が痛くてうめいている時でも、「ああ幸せだったな。」と思えたことが嬉しいなと。
思えば、みんな子どもたちもよく育ってくれて、おかげさまでいい子だ。
ああしたいな、こうしたいな、なんてのは二の次で、一種どうでもいいこと。
信じられないほどの素晴らしい体験も今世でしたし、もういいんだろうな、というよりもこれ以上の満足はないな。
あとはさよならねーありがとね。という感じで天に行けそうな感じでした。
あまり執着がないのです。
生きてこれて、去る時もスッキリした心地。
ただ、娘が心臓のツボ押しをしてくれていたのが気になって。
こちらの世界にいてもいいかも、という感じでした。
不思議ですね。
でもとても生きることについて、死ぬことについて自分はこんな感覚を持っているんだな、というのを改めて感じる体験でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?