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ストレングス・ファインダーの活用をレゴ®︎シリアスプレイ®︎で試してみる(後編)
前回の記事では、自分の強み診断の結果を、ランク付けされた強みランクから、レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用して、その強みが組み合わさった一つの作品へとまとめ上げた。
一つの作品として表現することによって、「強み」相互の関係を考察し、面白いことに強みが裏目にでるイメージまで湧かせることができた。
レゴ®︎シリアスプレイ®︎を通じて作られた作品は、イマジネーションを駆使してさらに作品を広げていくことによって、より豊かなストーリーが紡ぎ出すことができる。今回の場合には、自分の強みを一つに表現した「強みモンスター」の周りにあるものを作品として追加する。
単純に周りにイメージできた風景を作ってもよさそうだが、「強みの活用」ということを意識して次のような問いを自分に投げて作品を追加した。
Q1.このモンスターが、生き生きと活躍できそうなエリアはどんなエリアか
Q2.このモンスターが、しくじらないように支援してくれる人がいるとしたら
それはどんな人か。
Q3.このモンスターが、より強みを成長させるとしたら何が必要か
こうした問いを意識して作ったのが以下の写真の作品である。
まあ、これだけではさすがに何を意味しているか分からないと思うので、解説の書き込みを入れたものを以下に貼っておく(書き込みやすいように角度をつけず、上から撮影した)。
こうしていろいろと書き込んでいくと、自分が強みを発揮できる環境へと身を投じても、それだけでは欠けているものが多く、一人では生きられないかわかってくる。私にとって相互に恩恵のある関係を結べる人はどのようなタイプの人なのかも見えてきた。強み診断を読んだときには見えてこなかった部分が出てきて面白い。
今回は一人で行い、追加の問いも3つに限定していたが、まだまだ考えられそうだ。10年後とか時間軸を進めて未来の自分を探るのもいいし(10年後に必要な要素を考えて配置し、強みの作品も進化させてみるとか)、自分の関わるビジネスや職場特性を作って関係性を探ってもいいし、複数人でそれぞれが「強みモンスター」を作って、チームのあり方を探ってみるのも良さそうだ。
いずれにせよ、イマジネーションをかきたてる問いを用意して、作品の周りにさらに作品をつくることによって「強み」解説から、それを活用していくイメージを作ることを、レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドは提供できそうだ。
これをもとに、このワークの後には、1年間や半年ぐらいの具体的な行動計画に落とし込む研修をするのもよさそうだ。私も改めてこのモデルをもとに、自分の仕事について考え直していくことにしたい。
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