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レゴ®︎シリアスプレイ®︎は集団の中の多様性を掘り起こし、許容の文化をつくる
日本という国が、多様性に関する許容度が低い国だということと、その弊害はいろいろなところで語られています。
多様性に関する許容度が低い理由についてもいろいろな意見がでていますが、ではどう改善するか、という点に関してはあまり語られていないように思います。
男女比率のバランス改善や外国人採用などもしていかねばならないのはまちがいないでしょうが、人員構成比率の変化が起こるには数年から十数年の時間が必要だと思います。
経済産業省がかかげる「ダイバーシティ経営」の道のりも「雇用」というソリューションではあまりにも遠いのではないでしょうか。
さらに問題の本丸は「多様性の許容」であり、それはこれから雇われる人の問題というよりも、今、それぞれの職場で働いている人たちの問題かと思います。
そして、その改善の第一歩は「私たちはお互いに良い意味で違っている」という認識であり、「その違いを今の自分に取り込んで自分をアップデートする」感覚をつくることだと思います。
レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドのワークで多様性を感じ、受け入れる重要性を体感する
レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを使ったワークの素晴らしい効果の一つは、この「皆の考えや感覚が違うこと」「その違いがお互いに良い刺激になること」を持てることです。そして、それは単なる説教ではなく、ワークを通じて実感しながら進められることです。
例えば、以下の写真。ブロックを積み上げ「タワー」を立てるというものですが、皆全然違うものをつくります。「タワー」ひとつのイメージでも、人によって違うことが掘り起こされます。
もうちょっと抽象的なテーマ、例えば「チーム」とか「リーダーシップ」なども人によって理解は質的に違いがあり、それぞれに傾聴すべき点があります。
会社のように普段から役割分担をして働いているようなところでは、「立場の違い=意見の違い」が日常の業務で積み重なり、お互いの許容力を失ってしまうことはよくあることです。「ダイバーシティ」のずっと手前のところでつまづいてしまっているわけです。
それに対しても、同じようにレゴ®︎シリアスプレイ®︎のワークは、お互いの内観を表現することによって相互理解を深め、共感しながら意見を聞き合う文化をつくる素地をつくります。短い時間で参加者同士の距離を縮めるにはとても良い手法だと思います。
まとめ
ワークをおこなったときのBeforeーAfterを簡単にまとめてみました。ぜひ一人でも多くの日本人に体験してもらって、世界一ダイバーシティ許容度が高く、多様性を活かすのが得意な国にしていきたいですね!
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