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口に出す効果とレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッド
大先輩のレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドのファシリテーターがSNSで以下の本を薦めていたので読んでみました。
なるほど「人の可能性を花開かせるにはどうしたらいいか」をめぐる素晴らしい体験談と考察が満載でした。
その中で、一つこれは、というのを挙げるとするならば、
頭の中にあるものを口に出して言う。
ことの大事さです。できれば、前向きなことを考えているときがいい。自分で考えていることを口にすると、その言葉は脳に定着しやすくなるという良い効果があります。また、自分の気持ちについて「客観視できる」ようになり、それによって、自然と良い方向にフィードバックがかかるといいます。
しかし、口に出して言うことが苦手な人もいます。思わずネガティブなことを口走ってしまう癖がついてしまった人もいます。
そこまで考えたとき、私が興味を抱いて追及しているレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドが役立てそうだと思いました。
ある程度の時間をとってブロックで自分の考えや気持ちを表現してみましょう。それを使って他の人に気持ちを話してみましょう。何も無いときよりも圧倒的に他の人に話しやすくなります。説明しているときにはモデルを見ながら話すので、相手の顔を見る必要がないのも大きいです。
また、気持ちをあらわす良い言葉が見つからないときにも感覚でそれに近い色や形を選んで示すだけでも十分に相手に伝わっていきます。言葉選びよりもブロック選びのほうが圧倒的に楽です(表現にこだわりすぎないのがポイントです)。
さらに作品を見て「ああ自分はこう考えているのだな」と客観視をすることにもつながります。
ネガティブな思考をする傾向の人でも、作品作りのテーマを「自分が大切にしたいと考えていること」とか「時間を忘れて取り組める大好きなこと」などにすれば、ネガティブな気持ちの表現はまず出てきません。
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このように、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドを使って自分の気持ちを表現することは、いいことづくめなのですが、一つだけある難点が、ブロックを使って作った気持ちを他の人に話す、という機会がなかなか持てないことです。
ここは、私たちトレーニングを受けたファシリテーターが、そのような機会をたくさん作っていくしかないわけで、改めて、これからもレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドのセッションをどんどん仕掛けていければいいなと思い直したところです。
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