雨の前の憂鬱

頭痛と闘う

気象病と言うらしい
雨前の憂鬱や頭痛

いつ名前がついたのかは知らない
ただ、病気の名前が増えすぎて
いつか私のの身体も病気だらけになりそうだ

以前なら
「あー、それ私もその症状ある」
で流していた

とたんに病気の名前がつくと
(そんなに苦しんでいる人多かったんだ)
と、味方が増えた気がする

ただ、名前がつくと
「あー、気象病ですね」
って、軽く病院で流されないか
話ししても、重く捉えてもらえないのでは

なんとなく心配だ
他に病気がかくれてないか
他に原因がないか

病のやまいだれは
病気で寝台によりかかる人の姿らしい

いつか人がよりかかるのは
人であってほしい

人でなければ未来や希望であってほしい

なんとなく憂鬱な病の文字をみながら
なんとなく灯を見つけ出したかった

薄暗い明け方から日がさしてくる

今日も誰かが誰かの胸に灯りを灯せば
私も何か灯りが灯せれば

いつか世界が灯でいっぱいになる日も
遠くないと信じて

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