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目的の数値を手に入れる方法

 他より良く見せたい、他より目を引きたいという時に他より良い数値を表示出来たら購買率も見込めるだろう。しかし、まぁ当然のことながら真っ赤な嘘を書けば法律に引っかかってしまう、書くのは本当にデータとして出たものでなくてはならない。
 これは本当に難しい、嘘の基本である嘘と本当を混ぜるという方法が使えないからである。嘘を少しでも混ぜれば法律に触れる。例えば数値を書き換えたり別会社のものを使ったのに自社製品のものだと謳ったら犯罪になる。
 ではどうするのか、何度もデータを取るのである。日本には下手な鉄砲も数打ちゃ当たるということわざがある。下手くそなことでも何度もやっていれば成功するという意味だが、データにも同じことが言える。良くないデータばかりでも何回も何回も取れば絶対にいつかは自分にとって都合のいいデータが手に入る。だが、この方法は時間がかかりすぎてしまう、一回データを取るのに何時間、下手をすれば何日何年とかかる場合もあるのだ、こんな下手な方法を使っていては人間の寿命ではとてもじゃないが足りない。だからこの方法に加えてデータを取る人数を減らすという方法を取らなければならない。
 データを取る人数が多ければ多いほど統計は正確なものになる。だから逆に正確でないデータがほしいならデータを取る人数を少なくすればいいのである。
 人数も人数で多くの人からデータを取ったように見せかけるにはどうするべきだろうか?
 正解は奇数の人数にするのである。そして最低でも7人以上はデータサンプルに必要だろう、これは人数がこれ以上少ない場合には数値が単調になりがちだからである。
 例えば三人のデータサンプルを取る場合、○○の人が66%、××の人が33%と明らかに三人で取ったのがバレるようなサンプルになってしまうのである。7人以上ならこのようなことは起きずらい。
 このように何度も少人数でサンプルをとり続けると希望の数値を時間をかけずに手に入れることが出来る。もちろん、希望の数値にならなかったサンプルはなかったことにしても法律上は問題ない、あなたが広報などならばこの方法は使えるのではないだろうか?

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