40代×未経験×海外な人生初バイトは、伸び代しかない(2)
こちら、オーストラリアは秋。だんだんと寒くなっていく季節です。でも、個人的には「はじまりの春」真っ盛り。
新しくバイトを始めて3週間。
毎日が学びです。初日の洗礼から、失敗だらけの毎日に心を保つ工夫について書いた前半は、こちらのnoteから、ぜひご覧ください。
理由があるから自分ごとになる
仕事を教えてもらう時、オーナーは必ず「なぜ、その仕事をするのか」という理由もつけ加えてくれます。
特に、対人サービスの仕事なので「ゲストにどんなことを体験してもらいたいのか、どんな気持ちでいてもらいたいのか」ということが、一番の肝。「ゲストに理想的な体験をしてもらうために、一つひとつの仕事がある」と、オーナーは言う。
確かに「〇〇だから、これをする」と言われたことは、単に「〜〜して」と言われるより頭に残る。自分がその「なぜ」に納得するから。自分ごととして捉えられるから。
で、前述の「状況認識力」に繋がる。
「仕事だからやる」じゃなくて「自分の行動の先」を想像する。
実はもともとゲストとして、今の職場のサービスを利用していたんですよ。だからこそ、ゲストの気持ちも分かることが多いし、どうしたら満足して帰ってもらえるかもイメージしやすい。
それを考えることって、受け取った相手の人生を考えることにもなるのかなと、ちょっと壮大なことを思ったりもします。
「なんでこんなことやってるんだろ〜」ってモヤってる時は、手がけている仕事の先にいる人を想像してみるといいのかもしれません。妄想でもいい。「やらされてる」って思って嫌々こなすより、自分がやってることで相手が笑顔になったらいいなーと思うと、少しやる気が起きませんか。
今のバイト先は元々好きだった場所。裏側をのぞいて、がっつり関わるようになって、もっともっと好きになりました。働き出してゲストさんたちから「ありがとう」と言われるのが、なんだか誇らしい。
ボーナス・ステージを準備する
最近は大変だけど楽しいって思えることも増えてきました。
もちろん、まだまだ覚えることはいっぱいあって、体力も足りない。新しいことの連続で「お、今日はいい感じかも!」と思った次の瞬間、失敗したり指摘されたりを繰り返しています。
だからこそ、できるだけポジティブに気持ちを保っていられるようにしています。その一つが初バイトというクエストの「ボーナ・スステージ」
小さなことで良いんです。休憩中ホッとできる場所やウキッと心躍るもの、仕事終わりのリラックスタイムを用意しておく。それを楽しみにしてると、けっこう頑張れるんですよね。
同じように新しい仕事を始めた方へ
大変ですよねー。いや、もう分かります。
新しいことを始めるってコワイ。慣れた環境は居心地がいいし、また1から覚えるってエネルギーがいる。
先日、note仲間のverdeさんが主催されているオンラインコミュニティ、大人相談会でも、そんな話で盛り上がりました。
上記のnoteに書かれている「この春から新しくアルバイトを始めた」人というのは、何を隠そう、私のことです。
同じように新しく始めた人が今、このnoteを読んでいらっしゃるとしたら「お互い大変だけどさ、自分なりの好きや興味を見つけて、どうせなら楽しんでいこうよ!」って声をかけたいです。
また、昨日たまたまPodcast「ゆとりっ娘たちのたわごと」を聞いていたら、社会人へのアドバイスや応援メッセージをお話ししている回でした。お二人の言葉に勇気をもらったので、シェアします。
この配信では、節目を迎えた方へのエールを色々話しています。ぜひお仕事の合間にリラックスしながら聞いてみてくださいね。
私も、まずは1ヶ月、そして3ヶ月と楽しみながら続けていきたい。ゲームの主人公のように。
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