Thank Youよりもっと気持ちが伝わる英語表現:You Made My Day!
誰かの、ちょっとした一言や行動で気分がUPする時ってないですか。でも、ありがとう!だけじゃ伝えきれない、この気持ち!って時ありますよね。
けっこうフレンドリーに話しかけてくれる人が多いオーストラリア。Thank you!だけでは足りないって場面に出くわすことがよくあります。
You made my day!
そんな時に使いたいのが、これ。
直訳すると「あなたが私の日を作ってくれた」ですが、
意味としては
の方が近いかな。
のように、Thank youと合わせて使うと、ネイティブっぽい。
どんな時に使うの?
在豪10年+の私自身が体験した"You made my day!"なシーンを紹介します。でも、このnoteに書いた例が全部じゃありません。
You made my day!って思えたら、使っちゃえばいいと思います。
だって、そう言われて嫌な気持ちになる人なんて、いないでしょ?きっと。
褒められた時
以前、服装を褒められた時なんかは、ピッタリな場面でした。
私としてはちょっと色味が多めのコーディネート。
朱色のロングスカートにダークブルーのジャンパー。愛用している和柄のクロスバッグにスカイブルーのマフラー。赤い毛糸の帽子にオレンジの手袋という出立ち。
あ、ちなみにサングラスもかけていました。
ちょっと派手かも。。。と思いつつ、秋も終わりの寒い時期だったので、あったかさ重視。
この時は、褒められるなんて思ってなかったから、気が動転してて "Thank you…(アワアワ)"としか返せず。
でも、その日は一日ウキウキしっぱなし。彼女の一言でハッピーになれました。
You made my day!って言えばよかった〜。褒められなれてない〜(涙)と、少々反省いたしました。
ポジティブな言葉を受け取った時、粋にさらっと返せるようになりたいものです。
落ち込んでいる気持ちが和らいだ時
気持ちがダウンしている時に優しく声をかけられたら、少し元気になりませんか。
ここで、ちょっとだけ愚痴らせてください。
オーストラリアは、驚くほど車社会です。今、住んでいるところは山の中にあり、自然豊かで子育てもしやすい、のんびりとした町です。。。
車があれば。
急な坂あり、ハイウェイあり。歩道は、すれ違えないほど狭かったり、芝生や花壇でタイヤが取られたり。
子連れで自転車生活するには、危険な場所がありすぎる。学校の送り迎えでは、よく心臓がキュってなります。
ただ単に自転車に乗っていただけなのに(しかも歩道で)通りすがりの車から「ジャマだ、どけよ!」とばかりに、クラクションを鳴らされたり奇声をかけられたり。
だから、できるだけ車の来ない道を使っています。それでも子どもと一緒だと毎回、神経を使います。
今日も、学校帰りに湖のそばを通る遊歩道を通っていました。人ひとり通れればいいところ。歩行者同士でも行き交う時は片方が端によって、よけ合います。
ちょうど犬の散歩で歩いている人が多い時間帯。自転車で近づくと、お先にどうぞと道を譲ってくれていました。
ただ、中にはそうじゃない人もいるようで、どんどん突っ込んでくるおばさん。慌てて止まると、
って、イライラした顔で一言。たぶん、危ないから、ちがう道を使えって言いたかったんだと思うんですけど。
こういう時もやっぱり、即座には反応できません。。。あはっと苦笑いで通り過ぎるしかなかった。。。しかも英語だから、よけいに咄嗟の一言が言えなくてモヤモヤ。
必死で子育てしてるんだけどな〜。自転車生活、肩身がせまい〜と、ウジウジしたくなる5秒前。
そんな気分の時に限って、下の子が坂の途中で遊び出す。あと家まで500メートルもないところ。ここを登れば、あとはスイスイ漕いでいくだけなのに。
横を通り抜ける車。スピードを落としてくれるけど、それでもヒヤヒヤします。
早く動いて〜と思っていると、一台の車が真横で止まりました。中からお姉さんが「大丈夫?困ってる?」と声をかけてくれたのです。
「遊んでるだけだから大丈夫だよ。この子のペースで動いてるの。ありがとう」と答えたら、
「この前、あなたが自転車で坂を登ってるの見たよ。学校まで迎えに行くのかなって思ってたところなの。何か手伝えることあったら言ってね」
もうね、うるっときました。
さっきのネガティブな出来事を消しゴムでぐりぐりって消してくれたよ、お姉さん。
前置きが長くなりましたが、この時はさすがに言えました、"You made my day!"
すてきなプレゼントをもらった時
突然ですが、サプライズって好きですか?
私はするのも、されるのも、けっこう苦手です。
相手の欲しいものを考えたり、準備したりするのに労力を使うし、喜んでもらえなかったら。。。と思うと不安でたまらなくなるから。
趣味じゃないものをもらったりした時に、うまく喜べないし、がっかりした気持ちが隠せないから。
それでも唯一サプライズで嬉しいのは、花束。
ほとばしる色鮮やかな生命力。まわりを一瞬にして満たしてくれる香りのパワー。そこにあるだけで、こちらまで元気になれる気がします。
誕生日やバレンタインデー、記念日に夫からプレゼントされると飛び上がって喜んじゃいます。
最近は、なんでもない日に一輪挿しを買ってきてくれたりもします。「花を贈ると喜ぶらしい」ということを覚えた模様。笑
そんな時に使うのが、例のあの表現です。
Wow! That's so beautiful!! You made my day!!
あとは、自分のために誰かが頑張ってくれた時とかね。
もうね、何度も"You made my day!"とか、同居のおばあちゃんに"He made my day"って言っちゃいましたよ。
自分専用の部屋って、なんでこんなに嬉しいんだろう。
ポジティブの循環
ちょっとしたことで「いい日になったよ!」なんて大袈裟すぎるって思いますか?恥ずかしくって言えないよって思いますか。
まあね、恥ずかしいのは分かります。
「月が綺麗ですね」から情緒を感じる、いい意味で空気を読む表現が、日本語のいいところ。
でも英語では、基本的にストレートに言ったほうが伝わりやすいです。空気読めません。笑
それに、嬉しいってこと相手に伝えたくないですか?嬉しくなったこの気持ちを相手にもお裾分けしたくないですか。
ガラスの仮面の北島マヤほどじゃなくてもいい(古すぎて通じないかな。。。)
英語の『仮面』をかぶっているつもりで、リアクションすると伝わります。少々オーバーすぎるかもって思うぐらい、オーバーリアクションで。
形のあるなしに関係なく、ポジティブな「贈り物」を受け取ったのなら、返す言葉もポジティブに。
きっと、あなたの"You made my day!"が相手の一日をハッピーにしてくれるはず。
なんてね。
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