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ダンスダンスダンスール #漫画

きたか…



いよいよ書く時が…



いや、正直いつが書き時なのか
わからない。



まだ終わってないし
いまクライマックスでもない。




でも最新24巻を読んだ今、
昂っているのは確かだ。




ジョージ朝倉と言えば
有名なのは溺れるナイフでしょうか。



菅田将暉くんと小松菜奈ちゃんで
実写化。のちにリアルに結婚する二人の
瑞々しい恋愛シーンが貴重ですね。




実写化には色々と言いたい事はみんなありますが排他的な田舎の風習だったり、都会や芸能界で生きていく為の力強さだったり、思春期の虚勢、脆さ、色んなものが詰め込まれたこの溺れるナイフと言う作品を、2時間と言う尺の中で恋愛ものとして縮めたその力量はある意味すごい。そんなもんじゃない。



で、ダンスダンスダンスール。
それはもう突然に、スポ根。青春。



みてくださいこのキラッキラな
少女漫画風の絵。
顔の半分はお目目。


24巻表紙

でもね、掲載誌は週刊スピリッツなんですよ?



スピリッツっておじさんの読む奴じゃないの??



今や垣根を超えて、
少女漫画の作家だった人たちが
スピリッツやらモーニングやらで
活躍中。


ダンス漫画の中でも
ダンスダンスダンスールはバレエ物。
スピリッツでどう需要があったのか、
コミック派の私にはわからない。



でも、今年アニメ化。



話題であるのには違いない!



前情報なしにジョージ朝倉の新刊だからと一巻を買って以来、読み終えるたびに次の新刊を心待ちにしている。



中学生で突然バレエを始めることにした主人公潤平は天才的な素質の持ち主でどんどん極めていく。


有名な師のもとにバレエ留学しライバルや恋人と共にバレエ人生を突き進んでいく。



順調に見える。


この先に何があるのか?


それとも輝かしいまま物語を全うできるのか。



溺れるナイフですら長いと思ったが全17巻。



ダンスダンスダンスールは既に24巻。
終わりは見えない。



バレエ団に入るのが終着点か?
ライバルになんらかの形で勝つ事が目標?
何かがあって挫折して日本に帰り、彼らしい別の道に歩んでいくパターン?



ジョージ朝倉は主人公を痛めつけるのがうまい。
溺れるナイフもピースオブケイクも主人公は辛い目に遭う。生きているとそうだろう、誰しも辛い事はある。



でも漫画なんだからいいことばっかりあって、スーパーヒーローに助けられたり、とんとん拍子に有名人になってお金持ちになって、なんて事があってもいいんじゃない?



そうはいかない、あげればあげただけ落とす。




そして落ちた先に僅かな光や幸せがあり、それまで見落としがちだった求めるものの本質に気付く。



って展開が大人の漫画には多いよね…



漫画には夢を求めているはずなのに、どうしてか主人公が辛い目にあったりして、それを我が事のように心に響かせて、時には応援、時には叱咤しながら見守る。



潤平の落下地点は何処なのか。



辛い人生を歩むライバル流鶯はどう救われるのか?
可愛くて可愛い恋人(現時点では夏姫)とは幸せになれるのか??
最初のミューズ・都とはどうなる?
ずっと見守ってくれてる兵ちゃん、最後まで着いてきてくれるのか?



個人的に、登場人物が子供と同じ世代なのでお母ちゃん的目線で見ると全員幸せになって欲しい。


バレエの道を突き進む事でパートナーを失う事になったり、家族と離れ離れになる。それは辛い事。



全部手に入れるのが大団円だろうけど、根幹は恋愛漫画なので、やっぱり好きな人と結ばれて欲しいですねっ。



私の推しは夏姫かな。
都ちゃんもママ味があっていいけど吊り目のツンデレには弱いんでなぁ〜

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