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頼りになるのは親族より友人!

最近数人の友人とたまに何時間も長い通話をしている。
父の病気のこと、それで出てきた実家を売る問題、自分の仕事のことなど・・・モヤモヤすると友人にアプリ通話で話を聞いてもらったり、友人の職場や仕事のことや、なんでもないことを話して大笑いしたりする。
無料通話のありがたさが身に沁みる!
10代か!?って自分に突っ込みたくなるくらい長電話(通話)してしまう。
3時間くらいはザラ。先日は22時〜朝7時まで!
とにかく話が尽きないのだ。

父のことも自分のことも動き出さなきゃということはわかっていても踏み出せてない事も、友人と話すとそれを原動力にすぐに行動に移せることもあって、友人に話すことで一歩踏み出すきっかけになった。
よし!すぐやろう!という気になれたのだ。
本当にありがたい。

あと、父のことを少し話してみると「あ、うちも去年父が・・・」とか、「今、母が難病寝たきりで夫婦で老々介護のようだけど、よく呼び出されて・・・」とか、「骨折後のリハビリがうまく行かずついに認知症の気が・・・」とか。
まぁよく考えたら、年齢的に皆親の介護期に突入している人が多いのは当然なのだけど、同じような悩みや環境に置かれていることがわかって、途端に同志を得た気になって心強い気持ちになる!

だいたい父が病気だとわかって、父のサポートのことよりもそれ意外の問題の方が自分をイライラさせる。

それぞれの家庭環境や親戚づきあいによると思うが、うちの場合弟が全く使い物にならないことがわかり(ネット検索で調べることはしてもそれ以上にアクションできない)、更に弟は奥さんに父の話をした途端に父のサポートから距離を置き始めた。これは心身ともに・・・

更に親戚もあてにはできないことがわかった。
もちろん金銭的なことではなく、ただ父に会いにきて欲しいという願いさえ叶わないんだと。
それほど遠くに住んでるわけでもなく、電話では心配そうに「もちろん行くよ」と言ってくれるが実際アクションはない。
もちろん向こうの事情はあるだろうしそれが酷いとは思わないが、そうゆう距離感ということなのかなと理解した。

また父に関しても実の姉は月に一度はお出かけに連れて行くと言ってくれて、父の調子がいいときは出かけているのだが、調子が悪いときに「家に行こうか?」という叔母からの申し出は父は遠慮して断ってしまう・・・
親戚などが申し出てくれるならサポートは受けて欲しいのに、そう言われたと自慢げにわたしに話すだけ。
このエピソードも共感してくれる友人がいた!
この歳の男性ってこうゆう感じなの?
正直周りに頼っていい人は他にもいるのに、わたしだけ頼りにされているような気になってしまい、非常に重く感じてしまうこともある。

まぁ、人とも会って楽しい気分になって欲しいと思うのもわたしの勝手エゴなのかもしれない。
なので、もうこのあたりは好きにさせておくことにした。
子供ではないし、自分の好きなように、好きなペースでやってるんだということだろうと。
そして自分もその代わりに父の時間を埋めなきゃなんて考えも辞めることにした。

とにかく色んなことに追い詰められる気持ちになるのだが、友人と話すと似たようなことが起こっていたりして、お互い渦中にいるので解決はしないが怒りを共有でき、少しだけストレスが発散できる。
お互いの代わりに、相手のムカつく対象に対して思いっきり「それってどうなの!?」と言い合うのだ。
友人も兄がわたしの弟と同じような状態らしく、親が亡くなったら縁を切ると言っている。わたしも正直同感だ!

こんな感情を一人で悶々と持ち続けたりすると本当に自分も自分の置かれた状況、家族も嫌になるが、友人も似たり寄ったりの状況で、それを話して共有すると、少し気持ちに余裕もできる気がする。
一人ぼっち対多勢(近寄らずに静観している近親者)の構成から、一人ではなくなるからだと思う。
友人も頼れるのは友人だ!!!と言っていた。

そして、友人と話していると、こんな憂鬱な話だけでなく、お互いの共通の趣味のことか、知り合いの話とか、楽しい気分になる話にも派生する。
また、友人はちゃんと最後にわたしが無理しないようにと思いやってくれるのだ。

行き違いがあってここ半年近く疎遠になっていた友人がいた。
先日どうしてるかな、話したいな、とふと思って久しぶりに連絡したら、彼女も会ってない間、わたしと似たような状況になっていた。
上記の親が亡くなったら兄とは縁を切る!といった彼女だ。
これも縁とタイミングなんだなぁと思った。
ふと誰かを思うときって、やはりなにかがあるのかもしれない。

わたしは友人と話すことで、心強くなったり、思いっきり笑ったりして、問題は思っていたほど大変じゃないかも!?とか、やりたくないなら今やならくてもいいかもって、自分を許すこともできる。
一人で抱えて考えて重くなったとき、必ず荷物を少し軽くしてくれる人はいる!!!
自分に笑顔をくれる人がちゃんといる!!!

苦しいときも楽しいときも、必ず時間は過ぎていく。
でも時間が過ぎるのを上手に待てないときは、こうやって友人たちと話すことでわたしは元気になれる。



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