小さな小さな小さなしあわせ。

最近のお気に入りは、卵かけ納豆ごはん。
少し大きめのおわんとスプーンでそれをいただく。

納豆はひきわり。
それに生卵を１つ加え、少し甘めのお醤油をたらし、気がすむまで混ぜる。ある時はキムチも入れて混ぜる。

好きなだけ混ぜて気がすんだら、それをおもむろにご飯のうえに全部のせる。
少し大きめのおわんをガシッと手でつかみ、卵と納豆、ときにはキムチがまざりあったものとご飯をカレーを食べるサイズの丸いスプーンで混ぜ合わせる。気がすむまで混ぜ合わせる。

混ぜていると、ふっと混ぜる手が軽くなる瞬間があり、よしっ！と満足感が湧き出てくる。
それが食べごろの合図だ。

あとはモクモクと、できあがった卵かけ納豆ごはんを口にほうばる。
丸いスプーンでモクモクほうばる。

あ〜おいしい。
「卵かけ納豆ごはんがあれば、おかずは何もいらないね」、そう言いながら、大きな梅干しを１つごはんにのせ、すっぱっい味変も楽しむのだ。

卵かけ納豆ごはん、土曜のお昼の小さなしあわせ。
なぜかほっとする小さな小さな小さなしあわせ。