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ひとりブレスト。

1つ、ドメインを取得しました。したいことがあり、そのために最初にしたのがそれです。もとい、最初にしたことは名前をつけたことでした。

「自分はなにがしたいのだろう」と考えてたとき、ふと名前が浮かびました。これは、したいことの方向性といいますかトーンみたいなものが見えたことを意味します。同時に名前が浮かんだことで、したくないことのイメージも浮かび上がってきました。この段階で漠然とした枠組みができました。

名前が決まったのだから「次はドメインだっ!」というわけで、ドメインを取得したのでした。おそらくわたしが思いついたドメインなんて、ほかの人が考えるわけがないと思っていました。いえいえわたしが思いついたことがスゴいからほかの人は思いつかないという意味ではなく、あまりに意味のない名前なのでそう思ったのです。ところが、海外ですでにそのドメインを取得している企業か何かがありました。しかたないので思いついた名前に少しのアレンジを加えて無事にドメインを取得したのでした。

これでスタートの準備ができた!そう思うと心が踊りましたが、具体的な内容はまったくできていません。この段階で即、企画書なり何なりに落とし込むことをすれば良いものの、いまさらですが、ここからわたしの妄想の時間がスタートしました。
「こんなことしよう」「でも、それだけだとすぐにそこをつくな」「それを面白いと思ってくれる人がどれくらいいるのだろうか」「それだけだと何か物足りないな」「こんなことも加えてはどうだろうか」「なんだかおもしろそう」「協力してもらえるか聞いてみたほうがいいな」「まてよ、そもそも何をしたかったんだっけ?」「あれ、最初にしたいと思っていたことは建前だったのかも」「あれをあれして、こうすれば面白いかも」なんてことを頭のなかでぐるぐるぐるぐる考えています。自分に問いかけ、それに答え、それに触発されて別のことを思いつく、そんなぐるぐるをしているわけで、これをわたしは『ひとりブレスト』と勝手に呼んでいるのですが、迷子になりながらもそういう時間は楽しいものです。楽しいだけでおわらず、形にしていこうと考えていますが、いまはもうしばらくこのひとりブレストが必要なようで、ぐるぐる自分と対話しながら面白いことを育てていきたいです。


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