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わが家のあたりまえ。

家にはお仏壇と神棚があって、ご飯を炊いたら最初にお仏壇と神棚にご飯をお供えする。そえるお茶もお茶っ葉をかえた最初のお茶。
ご飯は、山のような形になるように整える。
そうすると、鼻の高い子どもが産まれるよ、と子どもの頃に教わった。
(ほんとうかどうかは置いといて)

初ものはもちろん、初ものでなくても買ってきたものでお供えできそうなものはお供えする。
いただきもののお菓子とか、果物なども、まずはお仏壇に。
そういうのをわが家では「仏(ほとけ)さんに供える」と言って、
子どもの頃から、「まず、ほとけさんに供えてからね」と、言われて育った。

ほとけさんにご飯とお茶をお供えするときは、リンを鳴らし、神棚にお供えする時は、パンパンと二拍手する。

お仏壇のお花と神棚の榊は欠かせない。
お花や榊は午前中にかえるのが習わしだ。
お花と榊を買ういつものお店はスタンプがあって、スタンプカードを忘れた時は、レシートに印鑑を押してくれ、次回持っていくとちゃんとスタンプをおしてくれるのがうれしかったりする。

お盆のお墓参りは、迎え盆と送り盆で2回行くのだけど、以前、それを友達に行ったら、「え〜、それ○○ちゃんの地域だけじゃないの〜、聞いたことない」と驚かれたことがある。
2回行くのが当たり前だったので、驚かれたことに驚いた。
お正月は三社参りのあとはお墓参り

別にわが家は、信心深い家ではないのだけれど、物心ついたときからそうだったので、わたしが産まれる前から、わが家ではそれが当たり前のことだったのだろう。

だからなんだってことなんだけど、そういう習慣がわりと好きだったりするよ。

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