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近くて、遠い

最近、保険会社からの営業にたじたじな環です。

私の周りだけかもしれませんが、学校が近い子って遅刻しがちな気がします。
その子たちの言い分が
「物理的距離と心理的距離は反比例する」
なるほど、物理的に距離が近いと
まだ行かなくても大丈夫でしょ と、
気持ち的に(心理的に)距離が遠くなる気がします。

それは、人にも言える気がします。
私にとって、物理的に近くて心理的に遠い存在。
それは、親です。
小さい頃から、私が1番気を使う相手は両親でした。

実家にいるときは特に物理的な距離が近く
でも何一つ分かり合えない存在でした。

私が社会人になり、会社員という立場的に近いところにいる父親ならわかってくれるだろう 
という事も、やはり心理的な距離は遠いまま。
父親を不機嫌にさせた事もありました。


一人暮らしを始めて2年目
親との物理的距離が少しはでき、多少は心理的距離が縮まった気がします。多少。
たまに母親と待ち合わせをして買い物に出掛けると、
最近あったあんな事やこんな事、私の会社での話など、会話が途切れません。
そんな些細なことも、私にとってはだいぶ心理的距離が縮まったと思う瞬間です。

ま、実家に帰る回数は友達に比べて格段に少なく
実家に帰れば心労でくたくたになって一人暮らしの良さを実感し、
二度と実家暮らしには戻れないなぁ、と思うんですけどね。


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