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哲学の道から考えてみた~「投資」になぜ哲学が必要とされているのか?

☆はじめて来て下さったあなたへ☆
見つけて下さりありがとうございます。
このブログは、15歳のときの私に向けて書いています。
もしも、あなたにとって何かヒントになればしあわせです。

生き方を考えるものであり、お金の投資方法(増やし方・儲け方)をお伝えするものではありません。
あくまでも、一個人の経験とアイディアをお伝えするものなので、ご紹介するものについてもご自身の判断でお願いします。

投資の世界で「哲学」が注目されてきているので、どのように哲学が役に立つのかを哲楽家として実験してみたいと思います。

哲学の力は「問いをたてる力」なので……こんな問いはどうでしょうか?

「お金が必要な理由は、ナンダロウ?」

「いくらお金が必要だろう?」という問いなら、「このような生活を実現するためには、~~円は必要です」と、FPなどプロが計算してある程度の答えを出してくれます。

でも、「そもそもお金が必要な理由」について答えられるのは、FPでも証券会社の人でもありません。

もしも「お金は必要ないかもしれない」なんて答えが見つかってしまった時には、やっかいなことになってしまうからね。

私は、20代の頃から時々「あなたがコワイ」と経営者の方に言われることがありました。
しかも「儲かっていることで注目されている会社」。

もちろん、私が社長の前で怒鳴ったりしたことは一度もありません。
だからこそ、どうして怖がられるのかまったくナゾでした。

でも、このところちょっとわかるような気がします。

それが……「目をつぶってきたことを見つけ出してしまう」から。

そのための「問い」をたてるのが、私の役目なので仕方ありません。

GDPの成長率が!
右肩上がりを目指そう!
所得を増やさなければ!

などなど、様々な号令がかけられる中、それについていくので忙しく、つい忘れていることがありました。

「それは、何のために?」

この、立ち止まって問いかける時間。
思考停止って、「立ち止まらない」状態とも言えると思います。

思考するために、ちょっと足を止める。
そうすると、社長も怖がる「本当のところ」が見えてくる。

この本質を見るという「哲学する力」が、投資の世界で必要とされているのではないかと感じています。

「本当に、そんなにお金が必要なのか?」
「それは、お金以外で手に入れることはできないの?」
「それは、あなたに本当に必要なもの? 必要だと思わせられているものはない?」
「あなたの貴重な時間や人生と引き換えにする価値が、本当にあるものですか?」

お金の相談をされた時、私にはたくさんの「問い」が生まれてきます。
「お金への思い込み」や思考停止スイッチをOFFにすることが、転機のはじまりだと信じているから。

そんな私にとって、岡田斗司夫さんと内田樹さんの発想はとてもヒントをくれるものでした。

例えば、こちら。

あなたが必要なものを持っている誰かがあなたにプレゼントしてくれるなら、あなたはお金がなくてもだいじょうぶ。
「そう思ってもらえる関係性・信頼」こそが大事になる。

それがない場合には「お金」が必要、ということだとしたら……稼ぎ方よりも「生き方」の問題になるのでした。

いやはや、興味深いです。

決して「読みやすい・すぐわかる!」というタイプの本ではありませんが、何日も持ち歩くオトナな宿題をくれるものでした。

引き続き、私も実験してみます。

あした、転機になぁれ!






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