スイスの安楽死幇助施設に”理想の最期”を求めて訪問したら、なぜか自分の人権意識の低さに気付かされる結果となった話(前編)
スイス、バーゼル(Basel, Switzerland)のライン川のほとり。
おそらく、最高に綺麗な景色が見えるホテルのモーニングの場で、私はなぜか説教かとも思われる指摘を受けていた。
「最近の日本人(おそらく私のことを指す)は人権意識が低い」
「そんな事業をやるくらいならもっと他にやることがある」
「少なくともビジネスでやるべきではない」
「...は、はい」
不思議な光景だった。
私は何しに来たんだろう?と思った。
なぜ私がなんの所縁もないスイスに来たの