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「痛みなく死にたい」という人生最期の望み
コロナによる外出規制が出ているものの、不要不急かと言われたら、人の命に関わる問題なんて迷いの余地はない。
ご本人の判断で今このタイミングでもよければ、ということで、事前許可をいただいてお宅へ訪問。
詳細は触れないが、ひたすらオープンクエスションを意識した。
私の中で、答えを決めつけない。
私は私であり、本人ではない。
「死にたい」
「死にたい」
「死にたい」
「でももう、自分では死ねない
スイスの安楽死幇助施設に”理想の最期”を求めて訪問したら、なぜか自分の人権意識の低さに気付かされる結果となった話(前編)
スイス、バーゼル(Basel, Switzerland)のライン川のほとり。
おそらく、最高に綺麗な景色が見えるホテルのモーニングの場で、私はなぜか説教かとも思われる指摘を受けていた。
「最近の日本人(おそらく私のことを指す)は人権意識が低い」
「そんな事業をやるくらいならもっと他にやることがある」
「少なくともビジネスでやるべきではない」
「...は、はい」
不思議な光景だった。