【ゆる読書日記】アルルカンと道化師/池井戸潤
半沢直樹に初めて出会ったのは10年以上前。
まだドラマ化もされていなくてさほど有名ではなかったのですが、その面白さに引き込まれ、池井戸作品を一気読みしました。
久しぶりに読んだ半沢直樹は、相変わらずの倍返しっぷりで潔いです。
この倍返しを許容できる組織は、組織としてまだ腐ってないと思います。
杉田人事部長が言うように、「サラリーマンにとって人事が全て。だからこそ公正に行わなければならない」
どんなに根回ししようとも、社内の派閥争いが行われようとも、ちゃんと自浄機能が働く組織は生き残っていくのだと思います。
サラリーマン生活を15年以上続ける中で理不尽なことにも何度も出くわしたけど、同じ会社で働き続けているのは、組織として腐っていないと思えるから。
心理的安全性が確保される組織は大事です。そんな組織を、働く場所を提供できるような人でありたいです。
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