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【卒制】山元町の沿岸地区を盛り上げたい!【リレーインタビュー】

みなさんこんにちは✨
東北芸術工科大学企画構想学科卒業制作展示 2023 広報部です📢

本日はリレーインタビュー23回目👍
今回紹介する学生の地元にかける思いは人一倍⁉️それでは早速いきましょう💨

Q名前と出身校を教えてください
―菊地麻梨奈(きくち まりな)です。出身校は宮城県仙台向山高等学校です。

Q今回の卒業制作のテーマを一言で教えてください
―テーマは『山元町の沿岸地区を盛り上げたい!』です。

Q課題と企画内容を教えてください
―宮城県山元町が東日本大震災の被災を受けてから12年経ちましたが、未だに復興進捗状況の差があり、内陸はすごくにぎわっており沿岸地区はすごく寂しいという状況を課題としました。
そこで、沿岸地区で何かイベントができたら少しでも地域間のギャップが薄れるかなと思い企画しました。
企画は避難公園という、海沿いで何かあった時に避難できるように作られた丘があるのですが、その丘の斜面に子供たちの絵を飾ることで普段は寂しい景色がちょっと子供たちの絵で明るくなるという企画です。

イベント中に斜面に飾られた子供達の絵

Qこの企画をいつ頃思いつきましたか
―いつ頃だろう…。その避難公園で企画をやりたいと思ったのは大学3年生の終わりくらいから考えていて、でも子供たちの絵を飾るという、具体的な内容が決まったのは大学4年生の4月か5月くらいです。

Qこの卒業制作をしている中で楽しかったこと、反対につらかったこと等印象に残っていることを教えてください
―楽しかったことは、地元の山元町でこういうコトをしたいと言ったことに対して、すごく沢山の人が協力してくださったことです。役場の人とかも時間をつくって企画の話を聞いてくれたことや、本当は有料で使用許可とらないといけないのに無償で使用許可をくれたこと、あとはかなりお金がかかったのですが、その分も負担してくれる協力者の方がいたことなど、すごく沢山の協力者がいて、実際に何か作るということに色んな人が携わってくれたのが凄く楽しかったです。つらかったのは実際に動いてみると全然思い通りにいかなかったことです。沢山の手伝ってくれた人や助けてくれる人はいましたが、風で絵が飛んでしまったり、雨風でちょっと装飾が壊れてしまったことなど、そういったイレギュラーなことが起きた時に、普段は山形に1人暮らしをしているので、隣の県まで帰って対応することが結構大変でした。

ライトアップされた子供達の絵

Qなぜ企画構想学科に入学しましたか
―『東北で唯一の企画が学べる』というインパクトが一番大きかったからです。私が高校生の時に旅行が好きだったので一人でよく旅行をしていたのですが、その中で出会った町がにぎわっており、「町に活気があるところってすごく楽しい」「こういう街づくりをしてみたいな」と思って大学でそういうことを学べるのはどこだろうと探していたら案外近くにあり、入学しました。実際にオープンキャンパスに来た時もすごく多くの実績があったり色んなことやっているなと思いここにしました。

Q入学前に思い描いてたキャンパスライフは送れましたか
―全然送れてないかも(笑)アルバイトや車の免許を取ったり、企画書展(学科内コンペティション)とかがあったので…。
良い意味でも悪い意味でも忙しくて充実していたと思います。もっと遊べるかなと思っていましたがそんなには遊べなかったです。でも充実はしていました!笑

Q今回の卒業制作展、どんな人に来てほしいですか
―結構年齢層高めの人に来てほしいかもしれません。若者が地域課題に向き合っていることを知って欲しいというか、別に若者がみんな都会に出たがっているわけではなく、小さい地域のことも好きだけど就職先の関係で行っちゃうだけであって、ちゃんと若者も地域のこと好きなんだよっていうのを伝えたいです。


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