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連作 内面のしずか

あたたかい紅茶を飲んで心臓に浮かびあがった染みが孤独だ

ひとりという冬の水面につま先が触れそうになる明かりのない朝

回廊を歩くみたいな内面のしずか どこにも陽が当たらない

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