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身体を上手に温める秘訣

さてロンドンの気温も朝は10度を割り込み段々と寒くなってきましたよ
でもね日曜日に近所のスーパーに行ってお友達とバッタリ遭遇。

やだ〜さっちゃん!
寒くないの?めっちゃ薄着!

と驚かれました

その時に着ていたのは白いTシャツ一枚
確かに一見、とても薄着ですけれど....
めちゃくちゃ身体はぽっかぽか
効率良い身体の温め方をしているからね!

その秘密をシェアします


わたしはクラシックバレエをやっていてスタジオに行くと音楽が流れる前に(ああ、この人はプロだなぁ)というのが直ぐに分かります
もちろん、姿勢や筋肉のつき方でも分かりますが、それ以外にも明白に分かるポイントがあります

それは何だと思いますか?

プロ、セミプロの人は真夏でも足首、足先、ふくらはぎを絶対に絶対に冷やさないのです


これ、バレエブランドのBlochのブーツです。正に足首から足先までスッポリ覆うダウンジャケットの様なブーツ
春も夏もストイックなダンサーはスタジオ内ではこの靴を履いていて準備運動。
身体が奥から暖まるまで絶対に脱ぎません

足元はこんな靴を履き、バレエタイツの上には毛糸で編まれたレッグウオーマーを履き、達人になるとその上に足を温めるパンツ(所謂、サウナパンツっていうのかな?)


こんな物を履いてます!

笑っちゃうのがわたしのお友達の若いバレリーナちゃん
このパンツが暖か過ぎて脱げなくて......
オフィスに履いて行ったそう あはは
足元ほかほか 
周りの人にオシャレ!とか言われて....
まさかトレーニング用の防寒着ですとは言えなかったそう おほほ

これだけしっかり足をしっかり温めていると身体が芯からポカポカしてきます。
上半身はレオタードだけ
タンクトップ一枚とか超薄着

準備運動する前にこれだけ真剣に足元を温めているんですよ!
最初に見た時はちょっとビックリしました

確かにタイツ、レッグウオーマーできちんと足を温めて置くと足がしっかり動きます。
関節も痛くなりません
膝も滑らか
上半身薄着(逆に上が薄着だから上手に温度調整できてて足は温かいまんま)
足元は重装備
これを意識してるだけで全然違うのです!


たまに....
冷え性を治すのにサウナはどうですか?って聞かれます
わたしの答えは
NO
です
絶対にNG

東洋医学的に毛穴が開く 
汗をかく
イコール
氣が漏れる
です

エネルギー漏れを起こすんですね

だから本来ならダラダラ汗を流すということは避けるべき。わたしだって、時々もちろん気分転換にサウナに入りますよ
でもねサッと入ってサッと出る。
じっくりと汗をかくまでは入りません


サウナよりずっと良いと思うのは足湯です
足首から下だけ温めて、汗をかく前に身体がほかほかしたらお終い
これぐらいの方が体力を消耗させずに良い感じです!

というわけでバレリーナの足元をしっかり温める!技術というのは足湯効果に似てる

身体の先端をしっかり温めて、その温まった血が全身をめぐるからじっくり温まる
上半身はやや薄着めにして良い感じで体温調節している....
そんなイメージでしょうか??

わたしは寒い朝は必ずレッグウオーマーをします
(毛糸のレッグウォーマーってめちゃくちゃ心地よいですよ!)
何というか冷えで関節が硬ったり筋肉が張ったりしないんですよね
これは、わたしが実証済み

なんというか...,
ふくらはぎがしっかりと温かいというのは凄く精神的に安定する感じです!
何だか気持ちが穏やかでいられる感じ
これ本当に本当です!

最近のジーンズのトレンドって少し幅広いじゃない?だからサッと足元にレッグウオーマーしてても誰も気が付かないですよ!
ということで..,,試してみて!

わたしは更年期真っ只中世代です
でも、所謂
更年期障害的な身体やメンタルの不調はほぼ感じません。多分、こういうちょっとした習慣で身体の調整をしていることも大きいと思います
マジっすよ!!

『体力がない人に共通するポイント』さて私は毎日自分のクリニックで働いていて人間の身体に多く触ってその中で色々なことを学んでいます自分なりの身体のセオリーも書いているのですが...人生の棚卸しの…

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始めまして 喜花(キカ)です 南ロンドンで鍼灸、漢方、カウンセリング専門のクリニックを経営しています。愛する東洋哲学、東洋的な身体、精神との付き合い方、イギリスで長く生活するコツなどを綴ってます