全てのドラゴンガールに愛を込めて
日常の中で絶対的に忘れられない瞬間は突然訪れる
そんな経験をしたので自分の為に記録
わたしは早起きが大好き!
夜は21時過ぎると眠くなっちゃう代わりに家族全員がまだ寝てる時間に起き出してコーヒーを淹れ、お線香を焚いたり、静かに音楽を聴く時間が大好き
昨日もそんな静寂な中でコーヒーを淹れていたら長旅から無事に帰ってきた16歳娘が降りてきた
わたしの身体にワザとぶつかってきて(ふざけて)
ママちゃん ちょっとどいてよ!
って言う
思わずわたしも
あらあら
貴女ったら
しばらく見ないうちに
随分と一丁前に生意気なことを言うようになったわね オホホ
アタクシ どきませんわよ!
と応酬した
すると娘
わたの顔をじっと見て改まった顔で
お母様
わたしをこの様に育てたのは貴女です
と言った
へえ
ママちゃんはどう貴女を育てたの?
って聞いたら....
ママは
常に自分に威厳を持ちなさい
自分の意見をよく聞いて大事にしなさい
何があっても
いかなる時も
People pleaser (他人におべっかを使い他人を喜ばせる為に存在する人間)になってはいけません!
って言いました
だから
私は自分の意思でママにどいて!って言えるのよ
People pleaser にならなかったわたし
他者に侵されることない高潔な精神(integrity)を持ってるわたし
こんなわたしにしたのは貴女
だからママちゃん
どいてちょうだい!
って言われて
思わず
アタクシ
お口をポカーンと開けちゃった!
でもね
わたしは
People pleaser にならなかった
わたしは
他者に侵されることない高潔な精神(integrity)を持っている
彼女の口からこの二つの言葉を聞いた時にマジで自分の中の何かがスコーンって成仏した思いがしたのよ
なんちゅうか身体が一気に軽くなった
その時に思った
あゝわたしが彼女の様な
多感な少女の頃に
いかなる時もPeople pleaser (他人におべっかを使い他人を喜ばせる為に存在する人間)になってはいけません!
他者に侵されることない高潔な精神(integrity)を胸の中に熱く燃やし続けて生きなさい!
こんな風にハッキリときっぱりと言い切って欲しかったんだ!
本当にそう思った
同時に
女性に生まれて(他者を喜ばせて生きること以外の選択肢)を持たなかったご先祖の女性陣の恨み辛みが少しだけスッと天に帰ったなって..,,
子育てで一番伝えたい部分がもう伝わっているなら長女に関してはわたしの母としての役割はもうとっくのとうに終わっていたのかも
娘から後で
ママ 生意気でごめんね
ってテキストが来た
わたしはこう返事したの
わたしは生意気な貴女を誇ってるんだよ!
誰が従順な娘が欲しいって思うかしら?
わたしは貴女が常にママに立ち向かって自分はどんな人間であるか理解して欲しいと思ってる
ママはドラゴンママゴンだけど
同時に貴女も強く逞しい
ドラゴンガールになって欲しいと思ってる!
Go!ドラゴンガール
って
これ本音だよ
歴史的な認識が女性を従順であれ!という美徳に押し込めたけど
その殻を押し破って
本当に全ての女の子が自分の中のドラゴンガールに目覚めて逞しく生きて欲しい
そう思ってわたしは日々生きてる
上記のテキストのお返事は
ママ 愛してる
強くて優しいドラゴンガールより
ですって
強くて優しいドラゴンちゃん
なんて最強なんでしょう!
ママドラゴンも負けないわ
始めまして 喜花(キカ)です 南ロンドンで鍼灸、漢方、カウンセリング専門のクリニックを経営しています。愛する東洋哲学、東洋的な身体、精神との付き合い方、イギリスで長く生活するコツなどを綴ってます