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午前中までに答えよ

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作者は、昼までにやる手続きを済ませましたか?

はい。
個々には時間という取り返しのつかない増加が敷かれていますが、
technologyによってその間を行き来することができます。

しかしボールペンの残量は、今をもってなお、書かなければ判明しません。

中々。
では如何にして、一刀で船を作りますか?

道を4回折りたたむことです。
鉄に揺られて目的地を想う間は、別人になれるわけです。

鳩が岩場に似た駅前に集まるように、人間は爆速で動く箱のなかに眠ります。

南から北へ
目を閉じていても太陽の動きを感じ、深海でも昼夜を決められる
いつのまにか、みんな時計になっていたから

すれ違う

意外な内部設定を持ちながらしれっと、私と同じ顔をする
狂った時間を刻みながらも、地続きに立つ

朝っぱらからビールを飲んでるくせに、
所持品のあちこちに、八王子と刻まれているくせに

目の前に、100メートル先があるのと同じように

午後は15時から
思考の中で順を追い、一直線上に収めなければいけない
ここを折ったらどうなるか、
先に銀行に寄ってから、その帰り道に行けば良いのか
それだと置き配してもらうべきか

ポケットの中で株は暴落
腐り落ちてしまう
ああ、ドルだか円だか
全部「尺」に置き換えちゃいます

せっかく12は約数が多いからって采配してくれたのに、数は中卒でも必要なの
これが理屈と政治の違いです

え?!じゃないの、10なんだよ
10だと思った事実があるんだよ

懐中時計をちゃらちゃら
腕時計をぴかぴか
60年経ってもやるこた変わらない

最速と言いつつお洒落に飾った体はかちこち、かちこちかち
こち かちこちかちこち

一転して竹だらけのこの国で材料を工面して
薄着の人には薄着の人なりの洗練されたデザインがある
なのに、どうしてもみんな円に落ち着くから
賢い人から気づき始めるのです
私たちは星だ、惑星なんだ

60進の中波打つ、ルーズソックス流行りの予感
言うて色つきリップ程度のこと
さ、号令!

同じ次元に散らばった点が、仕組まれたように線を描く
信じていた耐水時計すら、歩くだけでズレていく

私たちは一人一人が持つただのお守りであり、自宅であり、
外の誰も認知していない造語だったんだ

ローマ字で書いたって、日本語は通じない
こんなに沢山居ながらも、人間に会うことはない

私が夜の22時でも、誰も気付かず通り過ぎる
でも道沿いに
大通り沿いに
同じ方向を向いて

低音と高音だけで機械らしく唸りながら
実は単純な構造を、何重も複雑に重ねて
同一線上にすうっと、清々しく走る

どんなに散らかろうと、逆走することはないというルールだけは絶対に存在するから
それだけで私たちは整然と、北へ
北へ
矢印のように、
私たち自身を指標として

ガラガラになった車内に速度という安心が満ちる

巨大な機械の中の大きな機械の中、日本人好きする小さな機械は、さらに小さな機械を含んで
毎秒毎秒、その構造を変えています

珍重。
万歳。


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