アメフトはラグビーみたいな競技でしょ、と言われて思うこと
「あ、あのラグビーみたいな競技ね」
「タッチフットボールという、アメフトに似た競技をしていました」と言うとそう返ってくることが多い。
簡単に説明しても、結局10分後に改めて話が戻ってきたら「なんでしたっけ、市川さんがやっていたラグビーみたいな競技」と。
違う!!!!!!!!!!!
声を大にして言いたい。
「ラグビーがアメフトと同じ???一緒やったらわざわざアメフトとか言わへんわ」
知らない方々のために記しておくと、同じなのは「ボールの形が楕円球」ということだけだ。それ以外は、ルールも、得点方法も、何もかもが違う。
ハンドボールとサッカーぐらい、違う。どっちも球体。でも競技は違う。アメフトになった瞬間に「ボールの形が同じだから同じ競技」という考え方はやめていただきたい。
どこに行っても、そう言われ続けてきた。大学4年間、そして社会人になった今も。
大学でタッチフットを始めて、その奥深さに驚いたし、考えることが楽しかった。QBでOFリーダーだったから余計、戦術がハマった時の喜びは半端なかった。最後の引退試合、日本一を懸けた舞台であと1点を懸けて出した最後のコールは二度と忘れないと思う。あの時のような”満足した負け”を初めて体験させてくれたのも、アメフトだった。
今までサッカー、バスケ、ハンドボールなど多くのスポーツを経験してきた中で、一番面白かった。
自分たちのプレーに活かせる部分を探そうと、アメフトを見始めて大好きになった。観戦していてここまで第三者として競技的に面白いと感じられたのは、これまたアメフトが初めての経験だった。
「ラグビーみたいな競技でしょ」
私にスポーツの新しい側面をたくさん体験させてくれたアメフトに関して、
そう言わせないために、
社会人になって、やっぱりアメフトに関わりたいと思った。
近々、新しい動きをまたお伝えできたら!
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