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幸福論について~update~

2020年の6月に、こんな記事を書いた。

この時は、
●ストレスフリーに過ごせて心が満たされているとき
●人の純粋な優しさ・思いやり・無償の愛に触れたとき
に「豊かさ」を感じる、としていた。
3年経った今、自分にとっての幸福が何か、新たに変わった考え方はないかなど、改めて深掘りして再考したいと思う。

人それぞれ、「何が自分にとって幸せか」「何に対して幸せを感じるか」は異なる。そのため、誰もが「自分にとっての幸せは何か」を把握する必要がある。それをしない限り一生誰かの決めた、他人の物差しで他人軸で生きることになるからだ。そのような人生を送ると、周囲より秀でているという自尊心は満たせても根本が満たされず空虚な人生を送ることになる。ひたすらに天下統一を目指した戦国武将たちの、辞世の句で「虚しかった」と言っている率高いしね。笑

以下、自分なりの幸福論を列挙〜

合う環境で生活できることが幸せ。
都心から自然が身近な地方都市に移住してから、四季を五感で感じ、自然の恩恵を受けながら自然を楽しんで生きることが自分に本当に合っていることを実感した。自分がこんなにも自然と相性がいいとは知らなかった。
フルリモートで人と密に関わらずに稼ぐことができている今の働き方も性に合っている。今思えば、背伸びして合わない環境であくせくしていた時期は自分にとっても周囲にとってもマイナスだった。合う環境にいれば自分にとっても周囲にとってもwinwin。

自分に無理な負荷をかけることなく、身綺麗でいられること。
自分は肌が弱いので、メイクをすると肌に泥を塗っているように重たく圧迫感と違和感を感じるし、アイシャドウもマスカラも痒くなってしまう。
美容自体は好きだ。美容は筋トレと同じく、研究して頑張ればやっただけ成果がダイレクトに反映されるし、自分の見た目が綺麗になっていくのは楽しい。ただ、肌への負担が辛い。肌への負担が軽い、合う化粧品に出会えればそれがいいし、出会えなければメイクをあまりしないでいられることが幸福。ただ、あまりにも身なりに無頓着でいると自尊心が下がるので、自分にとって心地いい自分を維持できる程度に身なりを整えると幸せでいられる。

動物が大好きなので、モフモフした動物にふれあい、癒されることが幸福。生活に欠かせない一要素。

人とのつながりが一定数実感できることも幸福。お互いのことを理解していて信頼し合える相手と安心できるコミュニケーションが取れることで、精神が安定するし豊かさを感じる。

血液を循環させ発汗する温活も豊かさを感じる。
岩盤浴で「ととのう」感覚や、酵素風呂でデトックスする感覚はたまらない。心地いい温かさに包まれながらうたた寝して、じっとりかいた汗を洗い流すとさっぱりする。お金がかかるのが難点。

フレンチシックなファッションを見るのも好きだ。
物が多いのが嫌なので、高くても質の良いものを厳選して購入して長く使う。結果コスパがいい。

片づけも好きだ。限度のある目の前の物が行動量に比例して片付いて綺麗になっていくのは気持ちがいい。

健康でいられる状態も幸福だと思う。しっかり7~8時間睡眠が取れていて、朝から清々しい気持ちで活動ができていると幸せを感じる。
健康状態を維持するためにも、常に自分のエネルギー残量を自己洞察して把握して、キャパの範囲内で頑張るということを心掛けたい。

日々何かしらやること(タスク)がある状態も幸福を形成する上で欠かせない要素。昔休職していた時、何もすることがない時間が日々ただ過ぎ去っていくのが苦しかった。今は朝と夜にすることをルーティン化し、ある程度習慣で生活を自動化したことで少しQOLが上がった。


結局、幸福とは「自分が何者かを自覚した上で、自分に合っている環境で生存すること」なのだと最近は思う。

自分のことをよくわかっていないうちは自分を大切にする方法を間違えて、自分を不必要に追い詰めてストイックに成長を目指し合わない環境で無駄に悪戦苦闘してしまったりするし、コスパの悪い選択をしたり、自分ではない誰か別人になろうとしてしまったりもする。明らかに合わない環境なのに、違和感をキャッチできず不必要に傷つく事態を招いてしまったりもする。
自分に負荷をかけるだけで何も得られない徒労を繰り返すことはシンプルに不幸だが、それを繰り返すことでようやく自分という人間の輪郭がはっきりしてくる。
自分がどういう人間か、どういう時に快不快を感じるのかなどを把握できるようになると、ある種諦めがついて「自分はこういう人間だから」と割り切れるようになる。こうなると迷いがなくなり生きるのが楽になって、等身大の自分を尊重して大切にできるようになる。変な意思決定をしなくなる。


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