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Interface 2022年3月号 うらばなし その2

その0,1の続きです
その0 https://note.com/kijitora_neco/n/n36b8cff79b9e
その1 https://note.com/kijitora_neco/n/ne7eb0f77f82e

第2部 第1章 ベクタ・データ/ラスタ・データ/地図タイル…知っておきたい「いろいろな種類の地図データ」

書き始めた当初は無かった章ですが、
「このあとの色々な処理をする章を書いていて、
・ベクタデータとかラスタデータ
・点、線、ポリゴンの地物
・地図タイル
とか、説明しておかないと伝わらないのでは???」
ということで追加したものです。

見返していたら、図2に誤植を発見しました。
(a)点 (b)ポリゴン (c)線
となるべきでした、ごめんなさい。

第2部 第2章 日本全国に配備されている電子基準点を例に…映える景観かどうかを地形データから予想する「座標リストから地図を呼び出す」

本格的な執筆に入る前の10月頃、
"何かしらpythonで地図を表示する方法を練習しておかなければヤバイ"
と思っていて、とりあえず緯度・経度から何かしらの地図を表示してみようと調べていて、行き当たったのがここでやっている方法です。

トランジスタ技術誌で、電子基準点のフォトコンテストをやっていたので、折角なので、それに掛けた記事にしてみると面白いかなと思って対象を電子基準点にしています。
ちなみに、全国の電子基準点の座標リストですが、綺麗に整理されたものが見つからず、電離層の補正用のリストか何かのものを使っています。
座標リストから地図を取得するということの、本質ではないので妥協しています。

ちなみに、ここで使っているライブラリで、Google Mapのタイルを呼び出すことは規約違反ですので、絶対にやってはいけません。
Appendix3で紹介している正規のAPIを使った方法でお願いします。

Appendix3 [Googleマップで地図画像の取得にトライ]

ここは「Google Mapも叩けた方が良いよね」というリクエストを頂いて、追加した記事です。

やってみたら意外と簡単で
「あれ、これ最初からこれだけで良かったのでは?」
と思ったのは内緒です。

なお、電子基準点の座標リスト分APIを叩く処理を連打すると、そのうち料金請求が来ると思いますのでご注意を。

第2部 第3章 Pythonライブラリを使ってxml形式→ラスタ形式に変換し,任意のサイズにトリミングする 「特定地点の標高データを取得する」

ここは、
「数値標高データのxmlから必要なデータを抽出するのって、意外とわかりにくくない?」
「そもそも、地域メッシュ番号って、めちゃくちゃわかりにくくない?」
と思っていた気持ちが生んだ記事です。

xmlからデータを抽出する重要な処理は全て、minoruaさんが書いたfgddemに入っています。
私は、同様の処理を書こうと思って挫折しました。

第2部 第4章 業界標準フォーマットNMEA0183を使ってログを可視化する「GPSモジュールから得た位置情報を地図上に描く」

ここは、第1部で高精度測位関連の特集記事があるなら、それに絡めた記事を何か書きたいなと思い、書いたものです。
測位する処理はきっと第1部に書かれているはずなので、内容被ったらボツかなと思いつつ、地図上にプロットするところにフォーカスしてみました。

NMEAをパースするくらいならライブラリのAPIを叩けば楽勝だろと思って、取り組んだのですが、使ったものがu-blox受信機のログで、バイナリデータも含まれていたので、そこの処理だけ少し苦労しました。
UBX-RAWXあたりを一通りOFFにして、ログ取りなおしたこようかとも思いました。(外が寒かったのでやめました)

受信機とつないでデータを取る部分は、ページ数の都合で追記して欲しいとの依頼をいただき、急遽追加したものだったりします。

続き

その3 https://note.com/kijitora_neco/n/n55bc04878ef8
その4 https://note.com/kijitora_neco/n/n0c168cc7784b

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